武幸四郎騎手殴った男に実刑「危険で悪質」

[ 2011年12月1日 17:22 ]

 日本中央競馬会(JRA)の武幸四郎騎手(33)が今年8月、飲食店で殴られ、重傷を負った事件で、傷害罪に問われた京都市北区の無職高津秀幸被告(37)に京都地裁は1日、懲役1年6月(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 松田道別裁判官は「被告の知人に対する被害者の言動に立腹したという事情もあるが、一方的に暴行しており、危険で悪質。刑事責任は相当重い」と述べた。

 判決によると、高津被告は8月19日午前5時半ごろ、同市東山区の中華料理店で武幸四郎騎手の顔を殴り、左頬を骨折させる約3カ月のけがを負わせた。

 武幸四郎騎手は、JRA通算最多勝記録を持つ武豊騎手(42)の実弟で、1997年にデビュー。事件後、休業を続けている。

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2011年12月1日のニュース