【大井・勝島王冠】スマートインパルス初重賞制覇

[ 2011年12月1日 06:00 ]

 またムンロだ。南関重賞「第3回勝島王冠」が30日、大井で行われ、3番人気スマートインパルスが重賞初制覇。騎乗予定の御神本が直前のレースで落馬負傷し、急きょ乗り代わったアラン・ムンロ(44=英国)はマイルGP(ボク)に続く2開催連続の重賞Vとなった。道中は3番手の好位。直線に向くと先に抜け出した人気2頭の内に進路を取り、ゴール前で鮮やかに差し切った。「3角で気を抜くと聞いたが、そんなこともなく、いい手応えで強かったね。御神本のケガは心が痛むが自分にとってはラッキーだった。御神本には寿司をおごりたい」とムンロ。来年1月17日まで短期免許で南関騎乗する。また、三坂厩舎に転厩後8戦7勝で重賞馬となったインパルスは東京大賞典への優先出走権を獲得したが次走は未定。

 ◆ スマートインパルス 父スパイキュール 母ホウヨウセゾン(母の父タマモクロス)牡4歳 大井・三坂盛雄厩舎所属 馬主・大川徹氏 生産者・北海道日高町の豊洋牧場 戦績30戦11勝(南関東23戦9勝)総獲得賞金4403万4000円。

 ▼2着ツルオカオウジ(町田)カキツバタロイヤルをかわして、よしっと思ったが、勝った馬の切れ味にやられた。マークする相手を間違えた。

 ▼3着カキツバタロイヤル(石崎駿)高いレベルの状態にあったが、ちょっとの差が出たかな。

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2011年12月1日のニュース