【日本ダービー1週前追い】バリアシオン抜群11秒9

[ 2011年5月20日 06:00 ]

<日本ダービー>CWウッドコースで、安藤勝己騎手を背に併せ馬で追い切るウインバリアシオン

 青葉賞勝ち馬ウインバリアシオン(牡=松永昌)はCWコースの併せ馬でしまい重点で追い切られた。道中はゆったりとしたペースで進み、ラスト111秒9の切れ味だ。攻め駆けする併走馬ロイヤルワラント(3歳未勝利)に約半馬身先着。松永昌師は「速いところは必要ない。太る馬じゃないしこれで十分」と予定通りの感触。手綱を取った安藤勝の表情も明るい。「そんなに間隔が空いているわけじゃないし、サーッとだけ。いいんじゃないの。凄く乗りやすい」

 父ハーツクライには3歳春の時点で3回またがっていたとあって「父馬の若いころとダブる感じだね」とも言う。その父は04年ダービーで2着。当時の1着馬キングカメハメハの鞍上は安藤勝だった。7年後にライバル馬の子とのコンビでダービーVを目指すことになる。

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2011年5月20日のニュース