【阪神牝馬S】カレンチャンが抜け出し勝利

[ 2011年4月9日 15:52 ]

「第54回阪神牝馬S」(G2、1400メートル)は9日、阪神競馬場で行われ、1番人気にこたえてカレンチャン(牝4=安田、父・クロフネ、母・スプリングチケット)が、直線で鮮やかに抜け出し、重賞初制覇した。勝ちタイムは1分20秒4。2着はアンシェルブルー、3着はスプリングサンダーだった。

 レースはスローな短距離戦の割りに縦長の展開。クロワラモー、サングレアズールなどとともに先行したカレンチャンは、3コーナーと前でいったん抑えて、内ラチ沿いを進んだ。直線に向くと他馬が外側にコース取りし、空いたインコースからスルスルと抜け出した。ゴール前は、追い込み勢が激しく詰め寄るのを振り切って1着でゴルした。

 カレンチャンは、過去1200メート以内の実績だけだったが、1400メートルも強い勝ち方で力をつけていることを示した。

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2011年4月9日のニュース