【小倉大賞典】“幸運”リルダヴァル猛時計!

[ 2011年2月3日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=2日】小倉大賞典に参戦予定のリルダヴァルは出走決定順で18番目。登録段階では賞金上位馬の回避がなければ、出られない状況だった。池江郎師が追い切り時、坂田を含む記者たちに「出走できそうか?」と尋ねたが、そのときはまだ回避情報が出ておらず、報道陣は言葉が出なかった。トレーナーは「そうか…」と表情を曇らせながら「でも準備はしとかんとな」と続けた。

 しかし、その後に他陣営の馬が回避。あらためてトレーナーに伝えにいくと「それはよかった。どうしても出したかったからな」とニッコリ。

 最終追いではポリトラックコースで6F75秒6の猛時計をはじき出した。気迫あふれる動きに、池江郎師は「いい時計が出たね。状態はすごくいいな」と自信を見せた。先週の京都牝馬Sはヒカルアマランサスで2着。あと一歩で敗れただけに今週こそ。「何とか勝ちたいね」と気合を入れ直していた。

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2011年2月3日のニュース