根岸S惨敗…G1・3勝サクセスブロッケン引退

[ 2011年2月3日 06:00 ]

09年2月のフェブラリーSを制したサクセスブロッケン。鞍上でガッツポーズする内田博幸騎手

 09年フェブラリーSなどダートG1・3勝を挙げたサクセスブロッケン(牡6=藤原英)が引退することが2日決まった。3日付で抹消し、東京競馬場で乗馬となり誘導馬を目指す。

 07年11月の福島の新馬戦で、後続に3秒以上つける大差Vで鮮烈デビューを飾ると、ダート戦無傷の4連勝でダービーにも挑戦。芝未経験ながら3番人気に支持されるなど注目を集めたが、結果は18着。直後のジャパンダートダービー(大井)でG1初制覇。翌年のフェブラリーSではカネヒキリ、ヴァーミリアンなど強豪古馬を打ち負かして世代交代を果たした。今年はフェブラリーSを目指して、1月30日の根岸Sに出走したが、13着に敗れた。通算成績は19戦7勝、総獲得賞金は4億847万2000円(地方含む)。

 ▼藤原英師 体調が整わないのに次のフェブラリーSに出すのは馬がかわいそうなので。これまで本当によく頑張ってくれたと思います。スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。

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2011年2月3日のニュース