【浦和記念】断然人気のスマートファルコン快勝

[ 2010年11月25日 06:00 ]

浦和記念を6馬身差で逃げ切ったスマートファルコン

 交流重賞「第31回浦和記念」が24日、浦和で行われ、単勝1・1倍の断然人気スマートファルコンが鮮やかに逃げ切り。G1・JBCクラシック圧勝の貫禄を示し、重賞12勝目をマークした。浦和記念は08年以来2度目の制覇。

 大方の予想通り、出走馬中唯一のG1馬がスッと主導権を奪う。3、4角まで背後にディアーウィッシュ(3着)がつけていたが、直線を向くと四肢をいっぱいに伸ばして加速。ゴール前は“楽走”で後続に6馬身の決定的な差をつけた。7馬身差VのJBCに続き手綱を取った武豊は「強かったですね。メンバー的にもいいスタートが切れたら先手を取った方が確実だと思っていた。落ち着いていたし、いいペースで走れた」と笑顔を見せた。
 「精神的な成長が大きい。以前は返し馬でも引っ掛かっていたが今は輸送中でも落ち着いている。年内は休養かな」と小崎師。今後“勲章”をいくつ増やすか注目される。

 ◆スマートファルコン 父ゴールドアリュール 母ケイシュウハーブ(母の父ミシシッピアン)牡5歳 栗東・小崎憲厩舎所属 馬主・大川徹氏 生産者・北海道新ひだか町の岡田スタッド 戦績26戦16勝(南関東9戦5勝)総獲得賞金5億6073万6000円。

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2010年11月25日のニュース