【JC】スミヨン「お客さんが納得する勝ち方を」

[ 2010年11月25日 06:00 ]

会見で質問にこたえるクリストフ・スミヨン騎手

 ◇スミヨン一問一答◇

 ――天皇賞を振り返って。
 「ドバイでも乗る予定があったし、レースのVTRも見て、馬のことはある程度、把握していた。期待通りの強い競馬だった」
 ――松田博師と打ち合わせは?
 「日曜(21日)にブエナの祝勝パーティーがあり、同じテーブルでいろいろ話した。凄く状態がいいと聞いているので楽しみ」
 ――作戦は?
 「たくさん用意している。当日の馬場状態を見ながら、臨機応変に対応したい」
 ――JCについての印象は。
 「子供の頃から注目していて、凱旋門賞と同じくらい勝ちたいレース。昨年は初めて乗ってペリエやデットーリら、欧州のそうそうたるジョッキーが活躍しているレースなので、自分もそこに名を連ねたい」
 ――勝算は?
 「昨年は初めて騎乗して結果を出せなかった(インティライミ14着)が、今年は何とかしたい。昨年のウオッカのように時間のかかる決着(鼻差で写真判定)ではなく、はっきりした、たくさんのお客さんが納得する勝ち方をしたい。その自信は持っている」

 ≪2組目父子Vだ≫ブエナビスタの父は99年の優勝馬スペシャルウィーク。ジャパンCの父子制覇は85年シンボリルドルフ―92年トウカイテイオーの1例のみ。達成なら史上2組目の快挙となる。また今年は、スペシャルVの99年に4着だったモンジューの子ジョシュアツリー、6着ステイゴールドの子ナカヤマフェスタも出走する。11年を経て、再び同じ舞台で激突する2世同士の戦いぶりも注目だ。

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2010年11月25日のニュース