【ＪＣ】ローズキングダム坂路で２馬身半先着

＜ＪＣ・追い切り＞武豊騎手を背に坂路で追い切るローズキングダム

　ローズキングダムは武豊を背に坂路の併せ馬でフローテーション（５歳オープン）を圧倒。４Ｆ５２秒４、ラスト１Ｆ１３秒２で２馬身半の先着だった。

　橋口師は追い切りについては「馬体と動きは何も心配することはない」と簡潔にまとめたが、やはり関心は通用するか否かにあるようで「日本馬のメンバーだけでも、これ以上ないほどだから期待と不安が交錯しているよ。やってくれるんじゃないかという期待感もあるし、下手すれば真ん中より後ろの着順になるかもとも思う」と胸の内を吐露した。
　武豊は「菊花賞（２着）は期待に応えられなかったので今度こそ！という気持ちで乗りたい。力を出せれば十分やれる」と意気込みは熱いがやはり「強いメンバーがそろっている印象」とトレーナーと同じ一言が付け加えられた。ハイレベルのＪＣに自信満々の陣営などない。ただ、緊張感を感じさせる両者の表情と言葉には大仕事をやってのける雰囲気が漂っていた。