【マイルCS】トゥザグローリー枠順OKで後は…

[ 2010年11月20日 06:00 ]

トゥザヴィクトリーは池江郎師に悲願のタイトルをもたらせることができるのか?

 超良血ゆえだろうか、重賞未勝利ながら醸し出す雰囲気はG1級だ。500キロを超える大きな馬体を弾ませ、トゥザグローリーは坂路を1F18秒ペースで1本。その後は僚馬ゴールスキーと一緒にポリトラックコースへ。キャンターでサッと流してレース前々日の調整を終えた。スタンドで見守った池江郎師は「追い切った後も体調は変わりないよ」と愛馬の出来に満足げ。枠順は9番に決まったが「枠にはこだわらん馬だよ」と意に介さなかった。

 あえて望むなら雨だ。指揮官はレース当日の馬場状態について聞かれると「力のある馬だから、雨が降った方がいいだろうね。まあ、こればっかりは運だけど…」と天に願った。前走のカシオペアSがやや重で、天皇賞・春4着のナムラクレセントに完勝。レース当日は降水確率20%だが、万が一、道悪になればさらに注意が必要だ。

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2010年11月20日のニュース