最大4億5000万円!来年度の有馬記念が“強化” 

[ 2010年11月20日 06:00 ]

 JRAは19日、東京・港区の六本木事務所で経営委員会を開き、来年度の事業計画を発表。有馬記念(11年は12月25日に実施)が賞金&新ボーナスで“強化”されることになった。

 優勝賞金を現在の1億8000万円から2億円に増額。これに加え、当該年度の天皇賞・秋かジャパンC1着馬が有馬も勝った場合、最大5000万円の褒賞金を新たに交付する。天皇賞・秋→ジャパンC→有馬記念の“3冠”を勝った場合の2億円の褒賞金は11年も従来通りに実施され、最大4億5000万円の高額賞金がわずか1レースで獲得できることになる。G3からG2に昇格する府中牝馬Sは3800万円から5300万円にアップ。中山グランドJと中山大障害は現在の7500万円から7000万円に減額された。
 また、来夏から3歳以上のオープン競走の出走馬決定方法を変更。現行の「通算の収得賞金+過去1年の収得賞金」に「過去2年のGI収得賞金」を加えて決定する。「JRAプレミアム」は10年同様、中山金杯、スポニチ賞京都金杯およびGI当日当該場の最終競走の計24レースで実施。4月23日に熊本県初のウインズとしてウインズ八代がオープン。新潟競馬場のターフビジョンをハイビジョン対応機器に更新するため、新たに工事(12年7月しゅん工予定)に入る。

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2010年11月20日のニュース