出ました2488万!!大井で公営史上最高配当

[ 2010年4月7日 06:00 ]

国内の公営競技史上最高の配当を記録した大井競馬、第7レースの結果を示す画面

 6日に東京都品川区の公営・大井競馬場で行われた第7Rの3連勝単式(3連単=1~3着を着順通りに当てる)で、1レースの配当としては中央競馬を含めた国内の公営競技史上最高となる2488万720円の大万馬券が飛び出した。これまでの最高払戻金は09年2月に公営・船橋競馬で記録された3連単1911万円。

 午後3時発走の第1Rから3連単で100万円を超える配当が出て“荒れ模様”の大井ナイター開催。驚がくの配当が出たのは午後6時すぎの第7R。14番人気ルドゥーテ、4番人気アーノルドツヨシ、15番人気グレイスレイラの順で入線。数分後に3連単(15)―(2)―(13)24880720円の数字が映し出されると約4500人の観衆からどよめきが起こった。競輪の7重勝単勝式「チャリロト」(1票200円)ではキャリーオーバーが発生して08年6月の平塚競輪で7969万8600円の最高払戻金を記録したが、1レースとしては史上初の2000万円台となる夢配当だ。
 検量所周辺の関係者からも「凄いよ!」と驚きの声が上がる。的中したのは33万7137票中わずか1票(100円)で、3360通り中3102番人気だった。幸運の当たり馬券は電話・インターネット通信投票システムで購入されていた。1着馬ルドゥーテに騎乗した的場直之騎手(32)は「能力はある馬だし、前回より走れるとは思っていたけど、配当を見てさすがにびっくり。(ファンには)競馬は何があるか分からないことが分かってもらえたと思う。当てた人はまた買いにきてください」と笑顔で語った。

 ▽3連単 1~3着を着順通りに当てる投票方式のこと。3連勝単式の略称。02年から地方競馬、競艇、競輪で順次導入。オート、中央競馬は04年から販売を開始した。組み合わせが多く、的中が難しい分、高額配当が期待できる賭け方で人気を集めている。

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2010年4月7日のニュース