【桜花賞】チャンス!自信のシンメイフジ陣営

[ 2010年4月7日 06:00 ]

 【G1ドキュメント・桜花賞=栗東6日】桜も咲き、クラシック開幕ムードが高まってきた。気分上々の坂田は早速、逆襲がありそうなシンメイフジ陣営に取材した。

 「ほんまチャンスですね」。担当する佐藤助手は自信ありげ。阪神JFでは1番人気に支持されながら、ここ2戦は5、5着で人気は下降気味。この前評判に「あのとき(阪神JF)は人気を背負ってプレッシャーが凄かった。でも今回は挑戦者の立場で気楽に挑めそう」と余裕の笑みだ。巻き返せるだけの手応えを得ている。
 前走・フラワーCは休み明け。帰厩後のガレた馬体を立て直すのに必死だった。どこまでやれるか、不安がつきまとったが課題のスタートもクリア、初の先行策で5着に粘った。「悲観する内容じゃなかったし、前につける経験をしたのは今後に生きると思う」と佐藤助手。使ったことでその後は順調そのもの。前走時との違いは歴然で筋肉に張りが出て、中身がしっかりしてきた。
 担当馬が桜花賞に出走するのは2度目。以前に担当したモンローブロンドは05年桜花賞(ラインクラフトV)で10着だった。「あのときは出られるだけでうれしかったが、今回は違う」と勝ちを意識している。昨年夏の新潟2歳Sを勝ったときから、目標としてきた舞台。厩舎初となるG1制覇もかかる。安田厩舎はこれまで01年桜花賞のムーンライトタンゴ2着が最上位。「何とか獲りたいし獲らないといけない」。坂田は“フジは特注馬”と、花丸マークを記した。

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2010年4月7日のニュース