【13】ベネディーレ　デビュー戦は３着！

　「突き抜けろ～！！！」

　先頭の馬に内ラチに寄られると、やや外へ進路を取り直し末脚再点火。鋭く伸びたものの、ロスの分だけ、わずかに届かずタイム差なしの３着…。今後に期待の持てるデビュー戦でした。

　これは中山日曜５Ｒをテレビ観戦した話。念願のデビュー戦をベネディーレが迎えたのです。

　上述のような内容で楽しみの膨らむ敗戦にＫＥＮも興奮しっぱなし。一口馬主の至福の瞬間は次戦にとっておくとして、晴れて２頭ともデビューすることができました。何度も頓挫しましたが、２戦目以降、軌道に乗ってケガなく走ってほしいと思います。

　ベネディーレについて関係者のコメントを紹介します。

　▼柴田善臣騎手　道中も良い感じで追走できましたし、とても素直で乗りやすい馬でしたよ。ただ、直線でバラけると思って、内を突いたのが失敗でした。最後は良い脚を使ってくれていただけに、悔しいですね。今日はもったいないレースになってしまい、すいません。

　▼古賀慎明調教師　もっとスムーズだったらと悔やまれますが、これも競馬なので仕方ありません。力があることは十分に確認できましたので、次は期待に応えたいと思います。レース後の状態を良く確認して、次走に向かいます」と今後に期待を膨らませました。