抜けた存在なく戦国「菊花賞」の様相

[ 2009年9月28日 06:00 ]

 【菊を占う】神戸新聞杯を制したイコピコが一躍、菊花賞の主役候補に躍り出た。

 皐月賞とダービーで上位入線した馬をまとめて差し切り、しかも2馬身という決定的な差。父が菊花賞馬マンハッタンカフェという血統背景も魅力にあふれる。2着リーチザクラウンは馬体重18キロ減で馬体回復という課題が残ったが、上積み次第ではチャンスもありそう。4着の皐月賞馬アンライバルドは距離に不安を残した形。セントライト記念Vのナカヤマフェスタはスタミナ豊富で有力だが、上位陣の層はそれほど厚くない。1000万勝ちから臨む馬にも出番はありそうだ。

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2009年9月28日のニュース