藤沢和師 最年少最速1000勝!

[ 2009年9月28日 06:00 ]

<中山8R>ワールドカルティエでレースを制し、通算1000勝を達成した藤沢和雄調教師はインタビューを受ける

 藤沢和雄師(58=美浦)が中山8Rをワールドカルティエで勝ち、JRA通算1000勝を達成した。史上13人目、現役では唯一の大台到達。58歳6日、初出走から21年6カ月16日での達成は、JRA設立以降では最年少&最速記録となった。

 通算5395戦目での偉業達成。藤沢和師は「22年間は早かった。いい騎手に恵まれたし、牧場でもよく乗ってくれて、さほど苦労せずに競馬に使えた」と周囲への感謝を口にした。JRA重賞は80勝を数え、G1も21勝。関東馬劣勢の時代にひときわ大きな存在感を示してきた。思い出に残る馬として「中山での引退レースを勝てなかったタイキシャトル、最後を飾ることができたシンボリクリスエス」を挙げた師は、今後の目標について「牡馬のクラシックを獲っていないので、そろそろね」と意欲的に話していた。

続きを表示

2009年9月28日のニュース