デヴェロッペ引退…紫苑S後に屈腱炎を発症

[ 2008年9月18日 06:13 ]

マイペース逃げでデヴェロッペ2着/紫苑S(競馬)

 13日の紫苑Sで2着、秋華賞の優先出走権を獲得したデヴェロッペ(松山将)が屈腱炎を発症、引退することになった。17日に管理する松山将師が明らかにした。紫苑Sのレース直後に歩様が乱れ、トレセン内の競走馬診療所でエコー検査。右前浅屈腱炎と診断された。松山将師によると「競走馬として復帰できるかギリギリの症状」でオーナーサイドと協議の上、引退を決断した。北海道日高町のディアレストクラブで繁殖牝馬となる予定。
 デヴェロッペは加賀厩舎所属でデビューし、1月の菜の花賞(中山)で逃げ切り勝ち。同厩舎が2月に定年解散を迎え、3月に新規開業した松山将厩舎に引き継がれた。
 ▼松山将師 開業時から厩舎のエースとして頑張ってくれた。桜花賞にも連れていってもらったし本当に感謝している。ゆっくり休んでいい子を産んでもらいたい。

続きを表示

2008年9月18日のニュース