万哲 おいしいオリジン作戦/新潟11R

[ 2008年8月16日 06:00 ]

スポニチ

 夏競馬のお楽しみといえば、新馬と夏を境に急成長する3歳の上がり馬。グリーングラス、メジロマックイーン級の出世物語には4年に1度の五輪に負けない!?楽しさが潜んでいる。

 新潟11R・月岡温泉特別は3歳の上がり馬マルターズオリジンに◎。2月クイーンC9着後に放牧に出したのが吉。休み明けの前走の強かったこと。勝ち時計1分45秒4は開幕週の1000万下・五頭連峰特別の1分45秒0(1着オペラブラーボ)とわずか0秒4差。2週目の方が時計が掛かっていたことを考えれば、即1000万で通用する好時計だ。
 よくよく考えれば、昨秋の赤松賞(3着)ではカレイジャスミンと0秒3差、年明けのジュニアC(3着)ではスマートファルコンと0秒5差と、現オープン馬相手に頑張っていた実績は1000万では上。新馬戦で重馬場2着なら雨予報もOK。今回Vなら、賞金的に秋華賞が“当確”になるだけに人気でも信頼。もちろん、ハンデ52キロの恩恵は言うまでもない。馬単(4)=(7)(4)=(15)に(4)から(12)(6)(8)(17)。3連単は(4)の1着固定で(6)(7)(8)(12)(15)(17)へ30点で勝負。
 新潟10R・浦佐特別の3歳馬ミヤビベガは今春、ハイレベルの500万でも健闘していた。放牧で立て直し、再出発のここは戦いやすい顔ぶれ。定量54キロも魅力。馬単(3)=(2)(3)=(11)に(3)から(8)(7)(9)(12)(14)。
 札幌9R・札幌日刊スポーツ杯は実績上位の◎エアニックス。珍しく後方追い上げになった前走・北九州短距離S(4着)が強烈な伸び。1000万からの昇級組に注目が集まるメンバー構成なら、実績で一歩リード。馬単(12)=(9)(12)=(6)に(12)から(8)(1)(4)(7)(13)。3連単はフォーメーションで1着欄(12)、2着欄(6)(8)(9)、3着欄(1)(4)(6)(7)(8)(9)(13)の18点。(小田 哲也)

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2008年8月16日のニュース