雄大エイジアンウインズ/ヴィクトリアM

[ 2008年5月18日 06:00 ]

 牝馬離れしたこの落ち着き。金曜にひと足早く東京入りしたエイジアンウインズは17日、角馬場へ。約15分、ゆっくりとキャンターで体をほぐした。東京競馬場は初めてなのに動じるところがない。静かに運動を終え、堂々とした脚取りで出張馬房に戻っていった。騎乗した藤原助手は「1日早く来たのがいい方に出ている。落ち着いているね。男馬みたいにどっしりしているし難しい面が全くない馬。前走よりさらに良くなっている感じ」と充実一途の愛馬に目を細めた。

 昨年12月の中京で1000万を勝つと、前走・阪神牝馬Sでアッという間に重賞ウイナーの仲間入り。同助手は「距離?大丈夫だと思う。先生(藤原英師)は早くからこのレースが頭にあったようだから。枠的(6番)にも作戦がイメージしやすいところだし、臨機応変にいけるんじゃないか」と逃げ、差しの両面作戦で一気に頂点を極める決意だ。

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2008年5月18日のニュース