エイジアンウインズが勝つ/ヴィクトリアM

[ 2008年5月18日 15:49 ]

ヴィクトリアマイルを制し、ガッツポーズするエイジアンウインズの藤田伸二騎手。手前は2着のウオッカ

ウオッカ、豪脚は一瞬 武豊も首ひねる/ヴィクトリアM(競馬)

 第3回ヴィクトリアマイル(18日・東京11R1600メートル芝18頭、G1)春のマイル女王決定戦は、5番人気のエイジアンウインズ(藤田伸二騎乗)が1分33秒7でG1初制覇し、優勝賞金9000万円を獲得した。藤田騎手はこのレース初優勝で中央のG1通算10勝目、藤原英昭調教師はG1初勝利。
 中団のやや前を進んだエイジアンウインズは、最後の直線で馬群をぬって抜け出した。2着は3/4馬身差で1番人気のウオッカ、3着には4番人気のブルーメンブラットが入った。
 払戻金は単勝が1340円、枠連は(3)―(5)で1320円。馬連は(6)―(9)で1670円、馬単は(6)―(9)で4520円。3連複は(2)―(6)―(9)で3240円、3連単は(6)―(9)―(2)で2万3000円。ワイドは(6)―(9)が710円、(2)―(6)が990円、(2)―(9)が460円。

 ▼藤田騎手の話 マイルを逃げ切るのは難しいので、ハナは行きたくなった。直線入り口では手応え十分。(ウオッカには)胸を借りるつもりだったが、うまくいけば負かす力があると思っていた。スタッフがきっちり仕上げてくれていたし、自分は初乗りだったのでこの馬の力で勝たせてもらったと思う。

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2008年5月18日のニュース