笹倉師、福島勝師も定年前に勇退

[ 2008年2月22日 06:00 ]

勇退する笹倉師(右)と福島師

 松元省師と同様、美浦の笹倉師も定年前に勇退となる。思い出の馬は?と聞かれると「特に1頭を挙げることはできない。重賞を勝った馬が僕の名前を高めてくれたことは確かだが、未勝利で終わった馬でも自分にとって思い出は尽きない。一概に言えないものなんだ」と1頭ずつそれぞれに愛情を注いできたホースマン人生を振り返った。また、00年の中山大障害Vのランドパワーを管理した栗東の福島勝師も勇退する。

 ▽笹倉 武久(ささくら・たけひさ)1945年(昭20)3月28日、東京生まれの62歳。64年騎手デビュー。通算1182戦121勝。84年調教師転身。大逃げを武器に重賞3勝を挙げたツインターボを管理し、重賞5勝、通算132勝(21日現在)。 
 ▽福島 勝(ふくしま・まさる)1938年(昭13)9月15日、北海道生まれの69歳。59年騎手デビュー。67年に引退し調教助手を経て74年に調教師免許取得。00年にランドパワーで中山大障害(J・G1)を制覇。通算388勝。重賞は03年シルクロードS(テイエムサンデー)など6勝(21日現在)。

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2008年2月22日のニュース