池波志乃 夫・中尾彬さんに最後のコーデ「これから銀座に行くような格好をさせてあげなきゃと」

[ 2026年5月19日 23:10 ]

池波志乃(左)と中尾彬さん
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 女優の池波志乃(71)が、19日放送のNHK「ハートネットTV」(火曜後8・00)にゲスト出演し、夫で俳優の故・中尾彬さん(享年81)との別れの瞬間を振り返った。

 お互いに大病を患い、終活を考えて進めてきた2人。特に中尾さんは肺がん、肝臓がん、小腸がんと3度のがんを経験し、80を超えた後は体にメスを入れることをやめたという。

 24年になると、体調の悪い日が多くなり、5月15日に容体が急変。主治医を呼び、痛み止めの処置を受けたが、翌16日に死去した。

 池波は、その忘れられない瞬間を告白した。「あ、亡くなっちゃったと思った時…でも、ずっと付いていたから。目の前でだんだん息が小さくなっちゃって。“息、ちゃんとしなきゃダメだよ”って言ったくらいなんですよ。そしたら、すーっと言って、すっと止まっちゃったんです」。日中は呼吸が苦しそうにした時もあったが、最後は安らかに呼吸を止めて逝(い)ったという。

 中尾さんとは、生前から終活を進めてきていた。突然訪れた別れだったが、「“何のためにやっていたんだ、私”と言い聞かせながら」と、自らを叱咤激励したという。

 看護師にエンゼルケアと呼ばれる死後の処置を依頼。池波が考えたのが、中尾さんの最後の身だしなみだった。スカーフを首にぐるぐる巻きにした、トレードマークの“ねじねじ”を、看護師に託したという。「“とりあえず、ねじねじをしてあげて下さい”って。家なので、これから銀座に行くような格好をさせてあげなきゃと思って。“ねじねじ、これどうやったらいいんでしょう”って、看護師さんが…。“これやります”って私がやって」。結局、最後のねじねじは、池波自身がしたことを明かした。

 その後、放心状態になった池波は、なぜか深夜に自宅を出たという。「何をしていいか分からず、なぜか“ちょっとおつかいに行ってくるね”って彬に言って、ほっつき歩いて」。買う物もないのに、入ったのはコンビニ。そこで、懸命に商品の入れ替え作業をしている若い店員を見て、我に返ったという。「夜中なのに、入れ替えているんですよね。凄いお兄さんたちが頑張っていて、凄く働いていたんですよ。“私、何やってるんだろう?バカだな”って、慌てて帰って。それで、しゃんとしたみたいな」。笑みを浮かべながら、気丈に振り返った。

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