教育アドバイザー・清水章弘氏 磐越道バス事故で学校巡る2つの問題を指摘「学校経営」「ガイドライン」

[ 2026年5月10日 13:59 ]

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 教育アドバイザーの清水章弘氏が10日、TBSの情報番組「上田晋也のサンデーQ」(日曜前11・35)に出演。磐越自動車道で新潟市の北越高の男子生徒1人が死亡したマイクロバス事故について言及した。

 事故を巡っては、新潟県五泉市のバス運行会社「蒲原鉄道」と、バスの手配を依頼した北越高側と主張が食い違いが出ている。

 食い違いは、主に(1)レンタカーの手配、(2)運転手の紹介、(3)報酬の支払いだ。蒲原鉄道は事故が起きた6日夜に開いた会見で(1)について、依頼した同校男子ソフトテニス部顧問から「費用を抑えるため貸し切りバスではなくレンタカーで」と連絡があったと説明。一方、北越高は7日夜の会見で「そういう発言はしていない」と否定した。(2)について蒲原鉄道は「ドライバーも紹介してほしいと言われた」、北越高は「依頼していない」。(3)は蒲原鉄道は「車、運転手の手配の手数料はない」としたが北越高は「遠征終了後に蒲原鉄道に支払う」とした。

 清水氏は、今回の事故の問題点として(1)学校の経営と深く関係している問題(2)ガイドラインが存在しないという問題ーーの2点をあげ、「今回の事故を受け、さまざまな私学に取材をしました。そうしたらほぼすべての私学の先生方が“これは他人ごとではない”と言ってらっしゃった」と指摘。

 そして、「まず前提としてあるのが、スポーツの活躍というのが生徒募集につながる。スポーツで活躍すると学校が有名になって生徒が集まるということで、何としてでも実績を出したい。一方で少子化や過疎化によって地方の場合は人口減少が進んでいますから子供たちが減っている。生徒が集まらない。なのでお金が足りないということで安全管理の方にお金を回せていないという学校が出てきているのが実情です」と話した。

 また、もう一つの問題として「ドライバーさんの体調チェックというのは本当にしなければいけません。一方で送迎に関する安全管理のガイドラインというものが現在は用意されていない状態」と言い、「学校に任されているような形で、例えば国や自治体がきちんとした、これでいきましょうというものが提示されてない。基本的に部活というのは課外活動になりますので、学校の教育とそこから離れているわけではないですけれども、学校の部活と顧問の先生がある意味、自主的に学校がやってもらっているものなので、そこで送迎までガイドラインが用意できてないという状況だと思います」と話した。

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