集団感染報告のハンタウイルス 丸田医師が解説 ヒト・ヒト感染疑い報告も「気を付けるべきは」

[ 2026年5月7日 18:08 ]

丸田佳奈氏
Photo By スポニチ

 医師の丸田佳奈氏が7日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、大西洋を航行中のクルーズ船で集団感染の疑いが出たハンタウイルスについて解説した。

 ネズミなどの齧歯(げっし)類が媒介するウイルス。約150人の乗客を乗せたクルーズ船を先月末に降りた男性が、ウイルスに感染していることが判明した。これまでに3人が死亡し、感染が確認、または疑われている人は8人。日本人1人も乗船しているが、感染は確認されていない。一般的に発熱、せき、嘔吐(おうと)、下痢を伴うことがあり、急速に悪化すると呼吸不全で死亡するケースもあるという。

 同ウイルスのワクチンについて聞かれた丸田氏は「ないですね。実用的なワクチンはないですし、特効薬もありません」と説明。「基本、回復を待つために、たとえば呼吸のサポートをしたり、いわゆる対症療法になります」と続けた。

 先月27日に死亡した女性らからは、ヒト・ヒト感染が起こるアンデス株が検出された。丸田氏は「ハンタウイルスの中でもいろんな株、種類があって。アンデス株以外の株は、今までヒト・ヒト感染したという報告がありません」と解説。「基本的には、ネズミに汚染された環境から人間が、たとえば排泄物を吸い込んだり、ネズミが食べた物をそのまま食べちゃったりということで起こるんです」とし、「このアンデス株については、過去にアルゼンチンとかチリで、ヒト・ヒト感染が疑われる報告があるということです」と説明した。

 その上で「誤解していただきたくないのは」と前置きし、「アンデス株であっても、大部分はネズミからヒトへの感染。まれにヒト・ヒト感染が起こるということ」と強調した。「チリの研究とかを見ていても、家庭内であっても、アンデス株のヒト・ヒト感染は5%未満。ご夫婦だと、より同じものをそのまま食べてしまったりはあると思うので、ご夫婦やパートナー感染であっても、10~20%くらい」。高い感染リスクがあるわけではないといい、「基本的には、アンデス株であっても、気を付けるべきはまずネズミということになります」と注意を促した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2026年5月7日のニュース