まちゃまちゃ 同期なし相方なしの芸人人生30年は「懲役」? コンプラ厳格化の風潮にも物申す

[ 2026年4月17日 05:00 ]

実家で経営していた美容室の手ぬぐいを持つまちゃまちゃ
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 お笑いタレントのまちゃまちゃ(49)が16日、都内で周年ライブ「まちゃまちゃ30年祭&生誕祭【独身披露宴】」(5月7日、東京・Zepp Shinjuku)の取材会を行った。

 「懲役です」。独特な言葉で30年の芸人人生を振り返った。

 「芸歴20数年となった時にこれは懲役だなと思った。この吉本興業で同期も相方もいない。自分で歩み寄ったり、気にいられたりしないと仲間ができない。本当にいろいろなことを耐えた。楽しいこともあるけれども、なにクソ根性が強すぎるせいか“あの野郎”というのが先に来てしまう。30周年を迎えた時は感想として“耐えた”しかなかった。最近は勝手に芸歴を懲役と呼ぶようになってしまった」。

 苦笑いしながら、言葉の裏に込めた真意を語った。

 そんな芸人人生で一度だけ吉本を離れようとしたことがある。それは日本テレビのお笑い番組「エンタの神様」に初出演する直前のこと。「一度お蔵入りになって、かつ毎週打ち合わせがあって。頭は真っ白だし、ネタは出てこない」と当時を回想。試行錯誤するうちに、当時所属していた劇場ではレギュラーから降格。「3カ月くらいかけないと、レギュラーに戻れないルールだった。その時に30年で一度だけ吉本辞めようと思いました」と精神的にも参っていた。

 それをつなぎ留めたのが、お笑いコンビ「ペナルティ」の2人。「ヒデさんが電話をしてくれて、ワッキーさんも“俺は今(まちゃまちゃに)希望の光が見えているから、そこに来たら必ず俺が引っ張り上げる”と言ってくださって。そこが一番のピンチでしたけど、ありがたかったです」と改めて感謝を伝えた。

 毒舌な芸風とパンクな見た目に反して、賭け事は一切しない。「『飲む・打つ・買う』の打つ、買うができないので『飲む、飲む、飲む』になる。人生をギャンブルに賭けているので、私は賭け事をしない」と自身のポリシーを明かした。宝くじも一度は買ったが、テレビディレクターのマッコイ斎藤氏(56)に「夢売る仕事が夢買っているんじゃねーよ!!」と言われたことで封印し、以後買っていない。「いいかげん手を出したいですね。30年やったらある程度分かってきたので、もう買いたいです」と憧れを口にした。

 コンプライアンスが厳しくなる昨今。まちゃまちゃの芸風は時代の荒波に揉まれている。自身も「今の時代が私をよりパンクな存在に近づけていると思う」と時代の流れを肌で感じている。「女優を俳優と言ったり、芸能ニュースの一般人の使い方など、どこに線引きがあるのか。訳が分からないところがある。誰がピリついているのか」と、言葉に過剰に反応する近頃の風潮に思うところもある。

 「本当に奥歯がぎゅーとなる。5月にライブをやるころには私、歯がないかもしれませんね」と冗談交じりに語った。「今更変われない」と毒舌を求める人がいる限り毒舌の漫談は続けるつもりだ。時代は変わっても、まちゃまちゃはまちゃまちゃであり続ける。

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