竹中直人 恩師・つげ義春さんを追悼「涙が…ずっとずっとずっと愛しています!」91年「無能の人」映画化

[ 2026年3月27日 22:09 ]

俳優の竹中直人
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 漫画家のつげ義春(つげ・よしはる)さんが3日に誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなった。88歳。出版社「筑摩書房」が27日、X(旧ツイッター)で発表した。葬儀は親族のみで執り行われたという。

 この訃報を受け、俳優の竹中直人がコメントを発表。1991年に、つげさんの作品「無能の人」を監督として映画化し主演も務めた竹中は「涙が止まりません。僕の母が亡くなった17歳の時と同じくらい涙が止まらない。つげさん、あなたはずっとずっと僕を勇気づけてくださる人でした。なんだか、いじけていて、せつなくて、いやらしくて、やさしくて、いとおしくて、チャーミングで…なんてったって無能の人を描いた人です。つげさん、あなたは僕の勇気です。自分自身を『むしけら』と教えてくれた最高の漫画家です!ずっとずっとずっと愛しています!」と悼んだ。

 つげさんは、1937年東京都生まれ。小学校卒業後、メッキ工場などで働き、54年に漫画家デビュー。雑誌「月刊漫画ガロ」で「沼」「ねじ式」「紅い花」などを発表。シュールな作風で日本漫画界に大きな影響を与えた。漫画家の水木しげるさんのアシスタントをやっていたことでも知られる。「つげ義春 夢と旅の世界」ほか一連の作品により、17年に日本漫画家協会賞大賞を受賞。24年には旭日中綬章を受賞した。海外での評価も高く、20年にアングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を受賞した。

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