【王将戦第5局】永瀬拓矢九段が逆転負け タイトル奪取は次局以降に持ち越し

[ 2026年3月9日 17:16 ]

昼食休憩を終え対局室に戻る永瀬拓矢九段(撮影・会津 智海)
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 将棋の第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)第5局が8、9日の両日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で指され、挑戦者の永瀬拓矢九段(33)が藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=に敗れた。通算成績は永瀬の3勝2敗。逆転負けを喫し、タイトル奪取は次局以降に持ち越しとなった。

 先手永瀬、後手藤井の対局。予想されていた角換わりを藤井が拒否し、力戦模様の将棋へ。永瀬が香損上等の強気の一手を皮切りに、飛車と香の「二段ロケット」など終始攻めの姿勢。立会人の中村修九段(63)は「意表を突く仕掛けを繰り出して、ギリギリを攻めていた。ブレーキのない状態で前進を続けて、優勢で着地が見え始めたところでしたが…」とする。

 そのタイミングで、藤井が74手目に指した△4二飛が大逆転の妙手だった。「永瀬さんは見落としていたかもしれません」と述べる。この手以降攻守が逆転し、永瀬は投了した。中村は「永瀬さんはどこかで自王の守りに手を加えた方がよかったかも。▲5九金とか指していたら、永瀬さんの快勝譜になった可能性があります」と話した。

 第6局は18、19日、名古屋市の「名古屋将棋対局場」で行われる。

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