真矢さんの鼓動を忘れない 献花式にドレスコード“黒服”で3万人

[ 2026年3月9日 05:30 ]

LUNA SEA真矢さんの献花台には遺影やドラムセット
Photo By 提供写真

 先月17日に急逝したロックバンド「LUNA SEA」のドラムス、真矢(本名山田真矢、享年56)さんの献花式が8日、横浜市のぴあアリーナMMで営まれた。結成時の1989年から続けているドレスコードを「黒服」としたライブと同様に、黒服のファン3万人が全国から駆けつけた。雲一つない青空の下、ファンは涙、涙で別れを惜しんだ。

 真矢さんの巨大写真パネル3枚と、愛用のドラムセット3台が設置されたステージ。輝く照明の下で、主を失ったドラムは大きな喪失感に包まれていた。

 一般献花を前に、メンバー4人がその前に立った。高校時代からの親友のSUGIZO(56)をはじめ、RYUICHI(55)、INORAN(55)、J(55)が悲痛な表情で花を手向け、早すぎる別れを惜しんだ。4人がそろって公の場に姿を見せるのは、真矢さんの死去後初めて。連名で「常に皆さんと共にあった真矢の想(おも)い、皆さんの想いを、この場で重ねていただければありがたいと思います」とファンにメッセージを寄せた。

 来場者は配布された白いカーネーションを手向け、祈りをささげた。場内ではバンドの曲に加え、ライブ中に「真矢!」とファンが叫ぶ声が入ったドラムソロの音源も流れた。膝から崩れ落ちる人もおり、すすり泣く声が場内に広がっていた。

 ロビーでは、若かりし頃からの写真がモニターに映され、ドラムスティックや衣装なども展示。参列者には、真矢さんの最後のステージとなった昨年2月23日の東京ドーム公演でのドラムソロの写真が配布された。裏面には、ファンに叫ぶおなじみの言葉「お前ら、最高にかっこいいぜ」と刻まれていた。

 12日には真矢さんが復帰の場として目指していたライブを、東京・有明アリーナで開催。「LUNA SEAを止めないで」と願った真矢さんの思いを受け止め、4人で新たなスタートを切る。(西村 綾乃)

 《ファン 真矢さんに感謝「青春そのものでした」》長年LUNA SEAを応援してきたSLAVE(スレイヴ=ファンの愛称)たちも全国から追悼に駆けつけた。会場のある横浜市から高校時代の友人と訪れた森由香さん(40)は、ライブでキャッチしたという真矢さんのドラムスティックを持参。「とにかくありがとうということを伝えました。青春そのものでした」と感謝を口にした。

 埼玉県から来た60代の矢口さん姉妹はデビュー当時から30年以上応援を続けてきた。「今までの自分を支えてくれて、ありがとう。今後も見守ってください」と真矢さんに思いを伝えた。

 茨城県から父、母、息子の家族3人で献花した荒巻さん一家の目には涙が浮かんだ。12日に行われるライブにも足を運ぶといい、父は「LUNA SEAには、変わらず今まで通りの姿を見せてほしい」とエールを送った。

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