“パズルの穴埋め”はしない――NEO JAPONISM辰巳さやかが語る「ゼロからの再構築」と、自らの“殻”を破った新メンバーの闘い

[ 2026年2月17日 12:20 ]

【画像・写真6枚目】忘れられない日、思い出したくなる日―NEO JAPONISM本多ともは「極鳴」で初陣 約束の武道館へ鳴り響く号砲
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 7人組アイドルグループ「NEO JAPONISM」が15日、東京・恵比寿LIQUIDROOMで新体制初となる単独公演「極鳴」を開催。新メンバー・本多ともはを加えた「7人の音」をとどろかせた。 荒々しい熱狂と、「日本武道館」への明確な宣言で幕を閉じた直後、グループのパフォーマンスを支える柱・辰巳さやかはバックヤードで取材に応じ、安堵と決意が入り混じった表情で語ってくれた。(「推し面」取材班)

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 「まず、この7人になって、みゆちゃん(福田みゆ)が抜けたパートをすべてともはちゃんがやる、という楽曲は一切ないんです」

 辰巳は開口一番、このライブに向けた「再構築」の裏側を明かした。歌姫の卒業と、未知なる新メンバーの加入。グループの振り付けを担う立場として、それは単なるパズルのピースを埋める作業ではなかった。

 「元メンバーが抜けた場所に、新メンバーをただ当てはめればいいというものではない。それではNEO JAPONISMの音楽性が変わってしまうから。なおちゃん(泉なお)、ちよちゃん(大和田ちより)が加入した時と同じく、全曲、一人ひとりがレコーディングし直して、プロデューサーが『このパートはこの子の声だ』とゼロから決め直しました」

 既存メンバーであっても歌割りが変わる。それに伴い、それぞれの身体に染み込んだ構成や役割も変更を余儀なくされる。「申し訳ない気持ちもあった」と辰巳は振り返る。

 「構成を含めて難しかったし、メンバーには変わらなくていいところまで変えさせてしまった。でも、みんな『頑張ろう』と食らいついてきてくれた。その答えが、今日のライブを通じてファンの皆さんに伝わっていれば、それが一番嬉しいです」

 本多のお披露目会見からわずか20日。この短期間で辰巳が見てきたのは、新メンバーが自ら殻を破ろうとする姿だった。

 「ともはちゃんは元々、振付以外の部分は『腰に手を当てる』といった決まったスタイルが染み付いているタイプでした。でも、ネオは違います。お立ち台に乗ったり、しゃがんだり、見せ方は自由。決して誰かに『こうして』と言われてやる『決め打ち』じゃない」

 見てきたのは、鏡に向かって自分を解放しようとする本多の姿だった。

 「ネオのライブ映像を見て、鏡に向かって必死にいろんな見せ方を研究していました。今日の本番、ユニゾンも見せ方もすごく頑張っていたと思います。今まで応援していた方には新鮮に映ったでしょうし、初見の方には『ともはちゃんって、こんなに熱い子なんだ』というのが伝わっていれば、メンバーとしても、振付を担当するいち個人としても本望ですね」

 ライブ終盤、滝沢ひなのが口にした「武道館」への宣言。満員の観客の前であえて「公約」として高々と掲げた真意とは何だったのか。辰巳はまっすぐな視線で答えた。

 「私たちは決して結成1年のフレッシュなグループではない。だからこそ、焦りもある。でも、それを空回りで終わらせず、ちゃんと有言実行したい。『目標に向けて今、何をすべきか』を自分たちで再確認するために、最近はあえて口に出しているんです」

 言葉にすることで、退路を断つ。「いつものことだね」という空気には絶対にさせない。いかに本気かを伝え、着実に実現へ近づくために、自分たちを鼓舞する。

 「最近は『Never fade away』で肩を組んで盛り上がる、あのグループだよねと言っていただく機会も増えてきました。でも、そんな私たちが『本気で武道館を目指している』ということは、やっぱり声に出さないと伝わりません。あえて口に出すことで、自分たち自身が頑張るための理由にもなるのかなと思っています」

 ボイストレーニング講師から掛けられた「ライフステージがライブステージ」という言葉が今、辰巳の体に染みている。 その通り、ネオジャポはステージ上で生き様をさらし、闘い続けている。辰巳の言葉からは、地道なレッスンと日々の闘争の先に、必ず「武道館」を手繰り寄せるという闘志がみなぎっていた。

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