今はやがて思い出に――7限目のフルール・高柳咲彩、歌詞がくれた気付きと「ご褒美」のような3年間の記憶

[ 2026年2月9日 07:30 ]

【画像・写真1枚目】今はやがて思い出に――7限目のフルール・高柳咲彩、歌詞がくれた気付きと「ご褒美」のような3年間の記憶(撮影・竹内 花春)
Photo By スポニチ

 長野・佐久長聖の女子高生10人組「7限目のフルール」(ナナフル)の高柳咲彩が、初のベストアルバム『僕らが描いた物語』のリリースを受け、スポニチ東京本社でインタビューに応じた。卒業を間近に控えた今、自ら「ご褒美のような一枚」と語ったその作品には、これまでの歩みや仲間との思い出、そして未来へと続くメッセージが詰まっている。(「推し面」取材班)

7限目のフルール特集|全員独占ソロインタビュー

 「このベストアルバムは、私の中でずっと夢だったんです」

 形になるとは思っていなかったCD作品の完成に、驚きと喜びが入り混じったという言葉が続く。これまでは配信シングルが主体で、ライブはあっても“形として残る作品”という実感がまだ湧かない部分もあった。そんな中で形になった一枚は自分たちの3年間を改めて受け止めるきっかけになっている。

 「東京でライブをさせてもらえる機会はありましたが、一流への道はほど遠いと思っていました。だからこそ、こうしてアルバムとして出せたのは本当に夢みたいで、3年間のご褒美のように感じています」

 卒業を意識し、これまでの写真や映像を振り返る時間が増えたという。「3年前の写真を見ると、みんな幼くて思わず笑っちゃいます。でも、それを見ると『こんな風に変わったんだな』って、自然と成長を感じられました」

 数ある収録曲の中でも、特に思い入れの強い一曲に「君はフルール」を挙げた。

 「この曲は、私たちがまだ右も左もわからない頃に出したものです。“夢を諦めないで、いつか大きな花が咲くよ”というナナフルを象徴するような内容なので、心にずっと残っていて。本当に何度も背中を押してくれました」。

 ライブではラストに歌われることが多く、歌詞のひと言ひと言が胸に響くという。「ステージで歌っているとグッとくる瞬間もあって…。たまに泣きそうになっちゃうんですけどそこはこらえて。しっかりパフォーマンスしなきゃって…」

 とりわけお気に入りのフレーズは「今はやがて思い出になる」という言葉だ。「この歌詞に出合った時、『今の瞬間も大切にしよう』って思えたんです。学業との両立で忙しい毎日でも『今日もいい日だった』って思える理由を、歌が教えてくれた気がします」

 パフォーマンスで注目してほしいのはライブ中の自然な表情だ。特に「君はフルール」の間奏でメンバーが円になって顔を見合わせるシーンは、友達同士で笑い合う日常の温かさそのもの。「そこでは等身大の笑顔が出ていると思います。楽しんでいる空気が伝わればうれしいです」

 このベストアルバムは、過去の景色と思い出をやさしく抱きしめる一枚であると同時に、これからの未来を照らす道しるべのようでもある。積み重ねた時間を胸に…。高柳咲彩は卒業後の新たな日々へと歩みを進める。

続きを表示

この記事のフォト

「【推し面】ライブアイドル全員ソロインタビュー~バズでは分からない、推しの“人生”がある~」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年2月9日のニュース