藤井棋王 15度目ダブルタイトル戦で共に黒星先行は初 棋王戦連勝も7でストップ

[ 2026年2月8日 20:44 ]

棋王戦第1局に臨む藤井聡太棋王(日本将棋連盟提供)
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 将棋の藤井聡太棋王(23)=王将など6冠=に増田康宏八段(28)が挑む第51期棋王戦5番勝負の第1局は9日、松山市「道後温泉ふなや」で指され、先手・藤井は午後7時5分、118手で敗れた。

 戦型は相居飛車の力戦。藤井は3、4日に指された第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞)第3局でも挑戦者の永瀬拓矢九段(33)に91手で敗れた。過去18シリーズ敗退のない2日制第3局を終え、初めて1勝2敗と追う展開になった。そして棋王戦でも黒星発進。突入したばかりのダブルタイトル戦は15度目で初めて共に黒星先行となった。

 「急戦志向にされ、手の組み合わせも悪かった。失敗したかなと思った。先手としては消極的で、自信の持てない展開になった」
 角換わりを目指した藤井だったが、増田は相掛かり模様へ進め、端歩を突き合った後、右銀を7筋から繰り出した。序盤における相手工夫への対応力に課題を残した。第48期第4局から継続した棋王戦5番勝負での連勝も7でストップした。

 敗色濃厚になった101手目、藤井は自陣に桂を打った。手駒は豊富にあり、もし増田が応手を誤れば許さないとの無言の圧力。増田の残り時間は15分と切迫もしていた。

 立会人の井上慶太九段は「藤井棋王の勝負手が出て、僕なら負けてました。(藤井棋王から)勝ち切るのは大変だなと思いました」。見せ場は確かに作った。後手番となる21日、金沢市の北國新聞会館での第2局が大一番になる。

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