筧利夫 「ためになる作品。勉強しに来て」と44年ぶりに再演される「国語事件殺人辞典」をPR

[ 2026年1月19日 17:50 ]

こまつ座第157回公演「国語事件殺人辞典」の取材会に登場した筧利夫
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 俳優の筧利夫(63)は19日、大阪・上本町の新歌舞伎座で、こまつ座第157回公演「国語事件殺人辞典」(井上ひさし作、大河内直子演出)の取材会に登場。「100%おもしろく聞かせられる、ためになる作品。勉強するつもりで来て」とアピールした。

 こまつ座は劇作家・井上ひさしさん(10年に死去)作の戯曲のみを上演する演劇制作集団。筧はこまつ座初参加で、今回の作品は82年に小沢昭一さん(12年に死去)のひとり劇団「しゃぼん玉座」旗揚げ公演で初演して以来44年ぶりの上演となる。井上さん、小沢さんとも面識はない。オファーが来た際、台本を読んで出演を即決。「普段は自分が役になったつもりで読むが、客観的に読んでおもしろかった」という。

 作品は筧演じる愚直でひたむきな国語学者・花見万太郎が、時に新時代の言葉の価値観に論破されながら、外来語を極力廃して正しく美しい日本語のみを掲載した国語辞典を作ろうと放浪する物語だ。

 筧は還暦を機に、22年に熱海へ転居した。東京の喧噪から逃れ、「家から見える景色は緑ばかり」。余計な情報がなくなり、頭がスッキリ。「今の方が前より仕事を難しく、いろいろ考えるようになった」そうだ。

 国語学者という役柄から、セリフをしっかり確実に覚えて、相手にキッチリ伝えるお芝居。考えなくてもセリフが正確に口をついて出てくるよう、バランスボールやプランクなど体幹トレーニングをやりながらセリフを覚えている。これも60歳を超えての挑戦だ。

 東京公演(紀伊國屋サザンシアター、3月7~29日)の後、大阪公演(新歌舞伎座、4月4、5日)を迎える。新歌舞伎座は劇場のキャパも3倍で「大阪のお客さんは笑いの文化の中で育っているので、笑い待ち(の間)を長く取る」と東京公演とは少し違った「より楽しい公演になります」とPR。それでも「大阪の方は笑うだけ笑って、アンケートで“つまらなかった”と書かれる」と警戒心を見せて笑わせるリップサービスも。「言葉というものに挑戦し続けてきた井上さんに、明るく楽しく見届けてもらいたい」と腕ぶしている。

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