維新の都構想「論外であり、言語道断」と京大教授が解説した3つのポイント 「政治家として決定的な問題」

[ 2026年1月16日 19:20 ]

関西テレビ(大阪市北区)
Photo By スポニチ

 京都大学大学院教授の藤井聡氏が、16日放送のカンテレ「news ランナー」(月~金曜午後4・50)に出演。「大阪都構想」の実現に向けて3度目の挑戦を表明した日本維新の会を非難した。

 番組には、日本維新の会元代表で、大阪府知事、大阪市長も歴任した松井一郎氏(61)がVTR出演し、同代表の吉村洋文大阪府知事に苦言を呈した。

 その流れで藤井聡氏が意見を求められると「一言申し上げると、論外であり、言語道断であると言わざるを得ない。なぜならば2度にわたる重大な住民投票で結果が出た。例えばイギリスのEU脱退であれば、反対派もたくさん、賛成派もたくさんで、ほぼ拮抗していたにも関わらず、一旦決まったら、全員が重く受け止めてやる。それが民主主義の根幹ですから、それを否定しているのは許されないこと」と語った。都構想は、過去2回の住民投票でいずれも僅差により否決されている。

 また、藤井氏は「しかも、あの重要な局面で吉村さんはもう2度と挑戦することは政治家としてはない、とおっしゃった。にもかかわらず、挑戦をすると言っている。ということは、これからおっしゃる言葉を我々は信じられなくなる。これは政治家として決定的な問題になる」と語った。2度目に否決された際、吉村代表は「政治家としての再挑戦はない」と明言しており、そこも指摘した。

 さらに藤井氏は、「ダブル選は住民投票の『信』を問うたことにならへん」と書かれたフリップを出して解説。これは、松井一郎氏の言葉を引用したもので、「なぜかというと、そもそも首長を選ぶ選挙で、個別の政策についての判断を問う選挙ではない」と断言し「ですから、都構想の実現という一つの要素と首長選挙を同じものとすること自体が極めて無理のあることであって、しかも党としては皆さん反対されていることが多い中で。これは松井さんの言葉に全面的に賛同します。吉村代表が通ろうが、落ちようが、都構想とは無関係であると判断すべきだと思う」と語った。

 日本維新の会代表の吉村洋文大阪府知事、副代表の横山英幸大阪市長は15日に、2月8日投開票が有力な衆院選と同日での出直し選にそろって挑む意向を正式表明。看板政策「大阪都構想」の実現を争点に掲げる。所属地方議員らを集めた大阪市での緊急会議で伝達した。

 都構想は、過去2回の住民投票でいずれも僅差により否決されている。3回目の住民投票に信任を得る狙いだが「大義がない」との批判は根強い。会合で吉村氏は「大阪の未来のため、都構想に挑戦させてもらいたい」と強調。16日に辞職願を提出した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2026年1月16日のニュース