「ばけばけ」車夫役・大西信満が朝ドラ初出演!当初はシェフ役と勘違い 打診に悩み「今となっては笑い話」

[ 2026年1月13日 08:15 ]

連続テレビ小説「ばけばけ」で朝ドラ初出演を果たした大西信満。レフカダ・ヘブン専属の車夫・永見剣造役に挑む(C)NHK
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 女優の髙石あかり(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は13日、第72回が放送され、英語教師レフカダ・ヘブン専属の車夫・永見剣造役に挑む俳優の大西信満(50)が初登場した。映画を中心に活躍し、今回が朝ドラ初出演。当初は「車夫(シャフ)」役のオファーを「シェフ」役と聞いており、別作品の役作りなどのため「(出演は)難しいのではないかと思いました」と誤解。無事に国民的ドラマ枠へのデビューが叶い「今となっては笑い話ですね」とコメントした。

 <※以下、ネタバレ有>

 「バイプレイヤーズ」シリーズやNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」など会話劇に定評のある、ふじきみつ彦氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算113作目。松江の没落士族の娘・小泉セツと、その夫で日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、怪談を愛してやまない夫婦の何気ない日常を描く。

 映画「赤目四十八瀧心中未遂」「キャタピラー」や、若松孝二監督作品の常連としても知られる大西。「ばけばけ」の制作統括・橋爪國臣チーフ・プロデューサーが演出を手掛けた2016年の青森発地域ドラマ「進め!青函連絡船」(BSプレミアム)に出演した縁もある。

 今回演じるのは、元武士の人力車夫・永見剣造役。「不器用ですけん」が口癖な、真面目も真面目、とにかく素直な男。錦織友一(吉沢亮)の紹介により、ヘブン専属の車夫となった。

 この日は「永見剣造と申します。不器用ですけん、走ることしかできませんが」と自己紹介。ヘブンは“行ってきますのキス”を松野トキ(髙石あかり)に拒まれ、人力車には乗らなかった。

 大西は「最初にマネジャーから朝ドラの出演オファーがあると聞いた時は、残念だけど、状況的に実現は難しいのではないかと思いました。というのも、明治時代の“シェフ”役と聞いたからです」と述懐。

 「小泉八雲の物語なら、確かに専属シェフがいそうだと思いましたが、当時の自分は別の作品の役作りで頭は角刈り、顔は真っ黒に日焼けしていて。おおよそ屋内で作業するシェフには見えませんし、国民的番組で拙い包丁さばきをお見せして朝からお目汚しするわけにもいきません。付け焼き刃で料理の腕が激的に向上するとも思えず、どうしたものかと悩みました」と葛藤したことを明かした。

 「でも、数日後にふと明治時代なら“シャフ”役ではないか?と思い浮かび、マネジャーに確認してもらったんです。思った通り、車夫でした(笑)。それなら日焼けしていてもできそうだと、俄然、話が進んだわけです。今となっては笑い話ですね」。勘違いか、聞き間違いか、役柄がうまく伝わらなかったようだ。

 物語後半からの登場となったが「既に人間関係が構築されている撮影現場に新参者として入っていくのは、どんな作品でも気が重いものです。けれど『ばけばけ』では松野家の皆さんが温かく迎えてくださって、スムーズに世界観に入ることができました。本当に感謝しています」と収録は順調。

 「永見の登場は第15週からなので、それまでの台本は読まずに放送で『ばけばけ』を見ていたのですが、一人一人が確実に画面の中で生きていて、本当に素晴らしいと思います。放送後に現場で『あのシーン、よかったよね!』と話して盛り上がっています」

 八雲に専属車夫がいたのは史実だが、永見のキャラクターそのものはドラマオリジナル。「永見の限られた出番の中で、この先の展開に視聴者の皆さんが納得できるように、意識しながら演じています。車夫とはいえ、やはり人間同士、松野家の皆さんとの関係性もいつの間にか出来上がっていくはずです。劇中では描かれませんが、永見も元士族という設定です。彼も時代に職を奪われ、体が丈夫であればできる車夫を家業としたなら、その境遇だからこそ分かるおトキさんやヘブン先生の気持ちがあると思います」とアプローチ。

 「台詞で説明はしないけれども、永見なりの思いやりや気遣いが人力車に乗せている姿からうっすらとにじみ、言語化できない温かい空気が視聴者の方に伝わればうれしいです」と意気込んでいる。

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