【王将戦第1局】藤井聡太王将 掛川城対局初黒星 「本局は苦しい時間が長い将棋だった」

[ 2026年1月12日 20:39 ]

<第75期 王将戦・2日目>敗れた藤井王将
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 藤井聡太王将(23)が永瀬拓矢九段(33)を挑戦者に迎える第75期王将戦7番勝負第1局は後手・藤井が137手で敗れた。藤井は第71期、第72期、前期の掛川城対局で勝利。白くライトアップされた「東海の名城」に4度勝ちどきを響かせることはできなかった。

 戦型は得意の角換わり腰掛け銀へ進んだ。そして44手目[後]2二王と入城する。ところが直後、永瀬が[先]3五歩の突き捨てを入れずに49手目[先]2四歩と飛先の歩を切ってきた。「3筋を突き捨てずに指されるのを予想してなかった。認識不足だった」。掛川対局初黒星だけではない。8冠独占直後の23年度竜王戦以来、タイトル戦第1局での連勝記録も15で止まった。変調は、1日目午前から盤上に現れていた。

 「本局は苦しい時間が長い将棋だった。より熱戦にできるようにしたい」

 終局後は反省の弁を連ねたが、藤井に破られるまでの連勝記録、28連勝の持ち主でもある立会人の神谷広志八段は「終盤までずっと均衡の取れた戦い。社交辞令ではなく好局だった」と評した。とりわけ封じ手前から2日目午前に仕掛けた8筋の攻防から一転、80手目[後]3二王。「プロ的で絶妙な手渡し。相手王を危険地帯へ追い込んで早逃げした」と称賛。見せ場は作った。先手番に移る第2局への期待を抱かせた。

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