南果歩 オーケストラの演奏に合わせ朗読を披露 少年の奮闘が浮かぶ表現で観客を魅了

[ 2026年1月10日 19:35 ]

楽譜絵本を手に笑顔の南果歩
Photo By スポニチ

 女優の南果歩(61)が10日、都内で行われた「ニューイヤーコンサート2026 in 北とぴあ」に出演した。パシフィックフィルハーモニア東京の演奏に合わせて、オーケストラのための音楽劇「ピーターと狼」で朗読を披露した。

 森の家に住む少年・ピーターが、悪さをするオオカミを、小鳥らと力を合わせて、退治する物語。勇敢なピーターをバイオリンが、どう猛なオオカミはホルン、賢い小鳥はフルートが表現。情景が浮かぶような表現力豊かな演奏で、南の朗読を盛り上げていた。

 南は2011年に発生した、東日本大震災以降、東北や熊本などの被災地で絵本の読み聞かせボランティアを実施。22年には自らの経験を元にした絵本「一生ぶんの だっこ」を出版。温かく包み込むような声は「癒やされる」と幅広い世代から支持されている。

 この日の舞台で、披露した「ピーターと狼」を朗読するのは、世界的な指揮者、ワレリー・ゲルギエフ氏(72)が指揮を務め2017年に熊本などで行ったコンサート以来のこと。本番前に行われたリハーサルでは、書き込みがたくさんされた楽譜絵本を手に、真剣な表情で朗読に臨んでいた。

 スポニチは本番を控えた南に、独占インタビュー。指揮者の横に立って行ったリハーサルは「オーケストラの音に圧倒された」と本音も。至近距離で耳にしたオーボエやトランペット、ティンパニーなどの音は「動物たちの表情を表現してくれていた」といい「朗読と相乗効果になっている」と笑った。

 「声はある意味、楽器」といい、声のみの朗読劇は「一番シンプル。だけど映像などの形がないので(聴き手が)世界観を想像出来るようにしなくてはいけない。自分の表現力が試される場でもある」と気を引き締めていた。

 華やかな深紅のワンピースに身を包んだ南は「聴いてくださる皆さんに楽しんでいただけるように、私自身が楽しみたい」と意気込んでいた。

 公演は親子で音楽に親しんでほしいと、3歳以上から入場が可能。小鳥が羽ばたいているような情景が浮かぶフルートの演奏では、子どもたちの笑い声が起きていた。

 昨年は主演作「ルール・オブ・リビング ~“わたし”の生き方・再起動~」など4本の映画に出演。主演舞台もこなすなど大活躍した。

 ことしは2月に書籍「還暦スマイル 人生を笑顔で生きるために必要なこと」(小学館)を刊行。3月25日からは、映画「腎上腺」(監督周騰)が台湾全土で公開される。

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