路上や配信の「点(ドット)」は、夢への「線」に――Zeppワンマンで鳴らす、.BPMの心拍数

[ 2025年12月31日 20:30 ]

【画像・写真1枚目】路上や配信の「点(ドット)」は、夢への「線」に――Zeppワンマンで鳴らす、.BPMの心拍数
Photo By スポニチ

 【編集後記】「ブファッ!!」。マイクを通し、盛大な吹き出し音が歌舞伎町の夜空に響いた。

 インタビューから2日後の12月19日、「.BPM」高任芹奈の路上ライブでの一幕だ。忘年会シーズンの喧騒の中、中毒性の高い「恋ニフツカヨイ」を熱唱するさなか、聴衆から飛んできた想定外の野太いコール。予期せぬ熱波を浴びた体は大きくのけぞり、笑いをこらえきれずに吹き出してしまった。

 完璧ではない。だが、その一瞬の「隙」こそが、ステージ上の偶像をぐっと人間に引き寄せていた。その光景を眺めながら、ふと考えた。刻まれている「点(ドット)」は、このアスファルトの上だけではないのだ、と。

 2026年1月8日、Zepp Shinjuku。グループ史上最大規模のワンマンライブに向け、メンバーの
戦場は多岐にわたる。

 YouTube配信でジャイアンツ愛を叫ぶ七瀬汐里、画面越しに多彩な表情で視聴者を魅了する源有紀子、TikTok LIVEの配信ボタンを3カ月間、毎日欠かさず押し続けてきた森山小百合、自身の応援チケット販売を売り切るためになりふり構わず昆虫にかぶりつく日南千穂。

 デジタルの記号のような無機質なグループ名を掲げながら、その実態はあまりにも人間臭い。整えられたデータではなく、ハプニングやノイズ混じりの「今」を共有する。その鼓動の重なりこそが、このグループが刻む“心拍数(BPM)”の正体なのだろう。

 「.(ドット)」は、文末に打てばピリオド(終わり)だが、URLの一部になれば、世界とつながるための結び目になる。本来なら孤独に沈んでいくはずだったそれぞれの夜、アナログな体温とデジタルの信号、その両方を使って、その生活のページにそっと「ドット」を打ってくれる。

 路上の喧騒も、真夜中のスマホの光も。

 積み重ねてきた無数の点が、年明けすぐの1月8日、Zepp Shinjukuという檜舞台で一本の線になる。その瞬間、どんな景色が広がるのか。推し面取材班として、その「答え合わせ」の時を最後まで見届けたい。

「ドットビーピーエム特集|全員独占ソロインタビューで「知られざる素顔」に迫る|撮り下ろし限定動画&メンバー撮影」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年12月31日のニュース