大江裕 師匠・北島三郎から1本の電話 長期活動休止中「今日で終わりだなって」 クビ覚悟も…

[ 2025年11月16日 21:09 ]

大江裕
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 演歌歌手の大江裕(36)が、16日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演し、師匠の北島三郎(89)との絆を明かした。

 同じ平成生まれの若手演歌歌手・真田ナオキ(35)徳永ゆうき(30)とのクロストーク。話はそれぞれの師弟関係に及んだ。真田から「師匠としては教えてくれるんですか?」と問われた大江は、「歌は教えてくれません。アドバイスはありますけど、“俺の姿を見て勉強しろ”と」と答えた。

 バラエティー番組の企画から明石家さんまの目に留まり、その後、北島に弟子入り。09年にデビューした。兄弟子たちも多数いるが、当時はかばん持ちの経験なども「僕はなかったんですよ」と打ち明けた。

 そんな大江が歌手生活の危機に見舞われたのは、翌10年のことだった。「1年半したら、僕がパニック障害という病気になって。歌を聴いている時に起きたんですよ。ステージの上できたんですよ。救急車で運ばれて、脈を測ったら200以上になっていて。“パニック障害です”と。病院の先生から言われたんです。“この職業をやめて下さい。やめると、この病気は治ります”と」。突然すぎる引退勧告だった。

 医師の診断に従い、そこから長い休養に入ることに。そのころには引退も覚悟していたという。半年ほどたったある日、北島から電話が。「“おい裕、今、事務所にいるから来い”って。“ああ、今日で終わりだな”って。怒られるしかないですよね。“歌えないんだから、お前なんか役に立たないんだから”って…という気持ちで先生に会いに行きました」。北島からの解雇通告と観念して、会いに行ったことを明かした。

 「会う前に僕、土下座して謝りました。“誠に申し訳ございません”と。先生がガーっと寄ってきたんですよ。これはたたかれるんじゃないかな、怒られるんじゃないかなって。頭をなでてくれた。“頑張ったな。お前が頑張ったから、こうやってお前の体が疲れたんだ。だから、俺のそばにいれば怖くないから、俺の付き人をしろ”って」

 北島は、大江にクビを告げるどころか、温かみあふれる言葉をかけてくれたという。「“一度、親から預かって、俺の元へ縁があって来たから。俺の元に来たら、俺の楽屋で寝ててもいいし、気が向いたらこうすればいい。俺のそばで水を持ってくれればいいから”って。ずっと1年間、先生の付き人ということで、付いて歩きました」と振り返った。

 大江にとって北島は、恩師という言葉を超えた存在になったようだ。「やっぱり僕は北島先生に、生まれる前から出会うという運命だったのかなとか、偶然じゃなかったのかなとか思いながら、今は僕は、恩返しの歌を歌っています」。今は師匠への恩返しのつもりで歌手活動を送っていることを明かした。

 2人の特別な師弟関係に、徳永は「それは付いて行きたなりますわ」と感動。ところが、真田は「いい話だから、(放送では)カットですかね?」とボケをかまし、大江から無言でガン見されていた。

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