多部未華子 主演ドラマ「シャドウワーク」で実感「人生変えていける」 自身は出産で「全部が変わった」

[ 2025年11月15日 07:30 ]

インタビューに応じた多部未華子(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 【インタビュー】俳優の多部未華子が11月23日スタートのWOWOWドラマ「連続ドラマW シャドウワーク」(日曜後10・00)に主演する。家庭内暴力(DV)に苦しむ女性たちの“究極のシフターフッド”を描いた作品。多部はスポニチ本紙のインタビューに「どう生きるのかを見失わずに、諦めずに、強く生きていくことがテーマ。女性たちの決断や思いをドラマを通して見守っていただけたら」とアピールした。(望月 清香)

 佐野広実氏による同名小説が原作。多部は夫からの家庭内暴力(DV)に苦しむ主婦・紀子を演じる。長年のDVによって身も心もボロボロになった紀子が、同じ境遇の女性達との生活を通して自分らしさを取り戻していく姿を全身全霊で表現している。これまで幅広い役柄を演じてきた多部だが、ここまでハードな描写を有する本格ミステリーに挑むのは初めて。難役への挑戦を「あまり演じたことのないキャラクターを通して力強いテーマを演じることはとてもやりがいがありました」と振り返った。

 作品のシリアスな雰囲気とは対照的に、現場は和気あいあいとしていたという。共演の寺島しのぶと石田ひかりを筆頭にキャストや制作陣が活発に意見を交わし合った。「他愛のない話から作品の話までずっとしゃべっていました。“次のシーンってこうだよね”とか“このセリフでこういうことを感じ取っているよね”という答え合わせを会話の中で自然とするような現場だったので、私もしのぶさんたちとの会話の中でヒントをもらったり、深掘りすることができて、この役をやって良かったと思えるキャストの方たちに囲まれました」と生き生きとした表情から、現場の充実ぶりが伝わってきた。

 今作のテーマについて「壮絶な過去を背負った女性たちがどういう人生を切り開いていくのかというお話」と説明。「自分の決断次第で人生いつでも変えていくことができる。1人の女性としてとても共感できました」と力を込めた。

 自身の人生が大きく変わったタイミングを聞くと、「子供が生まれた時」と答えた。「子供が生まれてから全部が変わりました。時間の使い方も変わったし、起きる時間も家事に費やす時間も変わった。働いているお母さんや子育てに専念しているお母さんなどこれまで気にとめなかったところに目がいくようになりました」。俳優業の傍らで子育てにも奮闘する日々。「不器用なので、やりがいを感じる暇もないくらいにめまぐるしく1日が終わります」と苦笑いしながら、「でもやっぱり楽しい。子供と過ごしている時間も楽しいし、子供の話を家族でしている時も楽しい。ずっと楽しく過ごせています。だからそれがやりがいなのか」とかみ締めた。

 ドラマの撮影を語る時も、子育てについて語る時も、何度も「楽しい」という言葉を口にした多部。これまで何度も訪れたであろう人生の節目を自らの意思で切り開いてきたからこその自信と充実感を感じた。

続きを表示

「多部未華子」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年11月15日のニュース