役所広司 沈痛対面…棺の中の恩師・仲代達矢さんと数日前に 訃報から一夜

[ 2025年11月13日 05:00 ]

83年、仲代達矢(左)と対談する役所広司
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 肺炎のため8日に92歳で死去した俳優の仲代達矢さんの訃報から一夜明けた12日、“愛弟子”の俳優・役所広司(69)が数日前に対面を果たしていたことが分かった。

 仲代さん主宰「無名塾」2期生の役所はコメントを出せる状態にないというが、関係者はこの日「役所さんは数日前に棺の中の仲代さんと対面しました。ほんの短い時間、顔を見て帰られたようですがショックで落ち込んでいる様子だったと聞いた」と明かした。

 無名塾は仲代さんが妻の宮崎恭子さんと75年に立ち上げた。恭子さんが経験した死産がきっかけで、集まった役者志望の若者が夫妻の失意を埋め、夫妻も我が子のように愛情を注いだ。中でも公募開始翌年の78年に入塾した役所は出世頭。大声を出す入塾テストで貧血を起こし、仲代さんが「これだけ一生懸命ぶつかってくるのは凄い」と認めて目をかけた。カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞受賞など国際的な俳優となってからも「あの子」と呼び「我が子のように思ってきた」と語っていた。

 一方の役所も仲代さんの教えを「全く白紙状態から見てもらったので嫌でも染み付いている」と明かしている。22年公開の映画「峠 最後のサムライ」では23年ぶりに師弟共演。共演シーンこそ少なかったが、仲代さんは役所を「良い役者になったと感慨深いものを感じました」と称え、師弟の絆を見せた。

 仲代さんの葬儀は近親者のみで行うとされ、無名塾は「お別れの会も予定していない」としたが、関係者は「OBも含め多くの塾生が来るでしょう」と語る。役所を含めた弟子たちも見送る“無名塾葬”になりそうだ。

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