西田拓也六段 対大橋貴洸七段戦初勝利で3勝2敗 王将リーグ残留を決める

[ 2025年11月11日 21:02 ]

王将戦挑戦者決定リーグで大橋貴洸七段(右)に勝利した西田拓也六段
Photo By スポニチ

 藤井聡太王将(23)=名人など6冠=への挑戦権を争うALSOK杯第75期王将戦挑戦者決定リーグ(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)は11日、大阪府高槻市の関西将棋会館で大橋貴洸七段(33)と西田拓也六段(34)が対局し、先手・西田が119手で勝利した。順位2位の西田はリーグ成績を3勝2敗として残留を確定させた。大橋は0勝5敗になった。

 戦型は西田の雁木(がんぎ)へ進んだ。大橋は左美濃に構え、52手目△3八歩の手裏剣を放つ。そこから1筋の端攻めを絡め、60手目△2七角と香取りに打ち込んだ。

 これに西田は手持ちの角を窮屈な2九へ打って防戦。それでもその後、△1五香▲同香△1六角成に▲1九香△2七馬▲1二香成と2弾ロケットを発射して1、2筋を制圧した。

 「相手の王様に堅く組まれたのは不本意だったが、▲2九角はむしろいけてるかと思った。あちらの王様がいる端から攻められたので」。西田の読みの確かさが光った一局だった。103手目▲3三金から寄せに入り、過去4戦全敗の大橋から大きな初勝利を挙げた。

 4勝0敗でリーグ首位を走る永瀬拓矢九段(33)が17日の菅井竜也八段(33)戦に勝てば2期連続挑戦が決まる。それでも西田は「あと1局、他の結果次第だが、全力を尽くしたい」。逆に永瀬が残り2局に連敗し、自身が最終局の佐々木勇気八段(31)戦に勝てば2期連続、同じカードによるプレーオフへ持ち込める。

 一方の大橋は「思い切って攻めたがうまく対応されてしまった。王の堅さを生かせればと思ったが…」。初参戦のリーグは思うように力を発揮できない。最終局の永瀬戦へ向け、「せっかくの機会。しっかり指したい」と奮起を誓った。

続きを表示

「藤井聡太」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年11月11日のニュース