野村萬斎 仲代達矢さん追悼「役者としての最高位を見せて頂いた」 40年前「乱」で共演して以来の仲

[ 2025年11月11日 21:48 ]

野村萬斎
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 狂言師・野村萬斎(59)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。8日に肺炎のため死去した俳優で文化勲章受章者の仲代達矢さん(享年92)を追悼した。

 萬斎は「仲代達矢さんのご逝去に際しまして」と書き始め、「仲代さんとは約40年前、主演された黒澤明監督作品『乱』に、私が映画初出演させていただいたことで知己を得ました。能面を意識されたメイクに、毎回3時間を費やされて撮影に臨まれていたことを思い出します」と振り返った。

 また「本年6月22日、仲代さんがライフワークとされていた能登演劇堂での『肝っ玉おっ母と子供たち』の千穐楽公演を拝見し、楽屋で久しぶりにご挨拶をさせて頂きました。長い台詞を物ともせず、重厚で包容力もあり、かつ軽妙洒脱な愛嬌ある演技を目の当たりにし、その奇跡のような舞台に役者としての最高位を見せて頂いたと思っておりました。突然の訃報に哀心の念に堪えません」と続けた。

 さらに「伝統芸能の立場から申し上げますと、仲代さんが現代劇の旗手として舞台に立ちながら、役所広司さん、若村麻由美さんはじめ、多くの役者を育てて来られた功績は、特筆に値すると思います。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と締めくくった。

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