三倉茉奈、舞台「じゃりン子チエ」でチエちゃんの母役 「私なりのヨシ江をしっかり作っていきたい」

[ 2025年11月10日 07:00 ]

舞台「じゃりン子チエ」でヒロインのチエを演じる澤井梨丘(右)と母・ヨシ江役の三倉茉奈
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 双子女優「マナカナ」の姉、三倉茉奈(39)が15日、大阪松竹座で開幕する舞台「じゃりン子チエ」で、ヒロイン・チエちゃんの母、ヨシ江に挑む。

 昭和の大阪を舞台に、ホルモン焼き屋の小学生チエちゃんと個性的な家族、近所の人々の姿を描く人情コメディー。はるき悦巳氏の人気漫画が原作で、長年テレビアニメや映画でも親しまれた。

 同じように大阪の下町を舞台にしたNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」でのデビューから29年。「じゃりン子…」の出演依頼がきた時は「え?チエちゃん?私39(歳)やで?ま、舞台やったら何とかなるか…」と早とちりしたそうだが、実際のオファーは母親役。「そりゃ、そうやんね」と心の中で一人ノリツッコミしたと笑わせた。

 ヨシ江と言えば、ガサツでろくに働きもしない夫テツ(波岡一喜)を筆頭に個性的な面々とは一線を画したキャラクター。三倉も「皆がワチャワチャしてる中で、一歩引いたような。優しくて上品なんですけど、芯はしっかりしてて強い人」とイメージを描く。思い浮かんだのは「夫のお母さん」と即答した。「何か似てるんですよね。昔ながらの“お母さん”という感じで上品で優しくて」と明かし「漫画のモノマネにはなりたくないので、私なりのヨシ江をしっかり作っていきたい」と決意をにじませた。

 舞台では、そんなヨシ江がチエちゃんを置いて、家出する場面から描かれるという。三倉も実際、もうすぐ5歳になる娘を持つ母親。「私自身、そんな風に家を出るのは考えられないんですけど、でも今回、大阪で舞台の仕事っていうと、しばらく家を空けることになるので。実はもの凄い後ろ髪を引かれつつ…なんですよ」と複雑な胸の内を明かした。「でも娘のことを思っているのは変わらないですし。そういう意味ではヨシ江さんも家を出たとはいえ、チエちゃんたちのことを思っていることは変わらない。ワケあって距離を置いて…だと思うんですよね」と分析した。

 実は少し前、この舞台のチラシを見た娘の反応に胸が締め付けられたという。「“(チエちゃん役の澤井)梨丘ちゃんのママの役なんだよ”みたいなことを言ったら、ちょっとやきもち焼く、じゃないけど“私のママやのに…”みたいな反応で。でも、次の瞬間にこのチエちゃんのことを“私やと思ってほしい”みたいな感じのことも言ってくれたんですよ。ね?泣けるでしょ?」と母の横顔をのぞかせた三倉。

 「時間的にも今は子どものことが中心で、保育園に行ってる間にセリフ覚えたり…です。いつか私の舞台を見た時に“ママかっこいいな”と思ってもらえるようにこれからも張りたい」と話し「今の母としての気持ちを生かしつつ、ヨシ江としてチエちゃんやチエちゃん役の梨丘ちゃんを愛したいと思います」と熱演を誓った。

 公演は花井先生役に赤井英和(66)、お好み焼き屋のオッちゃんに山本浩之(63)、おバァはんに桂南光(73)ら話題のキャストで15~25日まで。

 ◇三倉茉奈(みくら・まな)1986年(昭61)2月23日生まれ、大阪市出身の39歳。96年、NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」の子役として一卵性双生児の妹・佳奈とともにデビュー。「マナカナ」として人気を集めた。19年に結婚、翌年一児のママに。

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