井桁弘恵「笑顔って大事」 不倫女性役の主演ドラマ「そこから先は地獄」で実感

[ 2025年11月4日 05:30 ]

ドラマ「そこから先は地獄」で主演を務めている井桁弘恵(撮影・大城 有生希)
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 女優の井桁弘恵(28)が、役者デビュー10年目で初の不倫女性役に挑み、話題を呼んでいる。日本テレビで放送中の主演ドラマ「そこから先は地獄」(火曜深夜0・24)で、夫との関係がこじれる中で同じマンションに住む既婚男性と禁断の愛に落ちる女性を熱演中。バラエティーで見せる明るい姿と打って変わり、笑顔の少ない暗い役柄。演じてみて実感したのは「笑顔って大事」だった。

 インタビュー中にも何度も見せた屈託のない笑顔が印象的な井桁。番組司会を務めるなど知的さも持ち味だが、今作では一転、理性が崩れ幸せを見失う女性を演じている。その変貌ぶりに「パッと見、本人と分からなかった」など驚く視聴者が続出している。

 「ここまで生々しい感情を出して演じるのは初めて」という愛憎渦巻く作品。「台本を読んで覚えようとしても暗い。暗くなる時間が長いし、ならざるを得ない」と、役柄の影響は私生活に出ている。暗い表情になると気分まで沈むことから、「“とりあえず笑え”という言葉は本当」と実感している。撮影前のピックルボールや、帰宅後に冷凍のサバをグリルで焼くことが気分転換。そうして笑顔を取り戻している。

 2015年に上京し本格的に芸能活動を開始。“地獄”の時期もあった。何百ものオーディションに落ち「スケジュール帳にずっとバツ印をつけて泣いていたこともありました」と振り返る。もがく中で出演したのがテレビ朝日「仮面ライダーゼロワン」(19~20年)。ブレークのきっかけとなったが、当時は「演技に自信を持てなくて、芝居を辞めようとしていた」という。前を向かせたのは視聴者からの好意的な声。「演技が伝わっていた実感が湧いた」と前を向く転機となった。

 今作でも、演じる女性が道を踏み外す様子に「いげちゃん、そっちにいっちゃダメ!」などと反応があり、手応えを感じている。日頃は「横断歩道のない場所は絶対に渡らない」などと罪悪感を持たないための行動を徹底。それが劇中では夫の携帯を盗み見るなど、日常にはない罪悪感を持てる場でもあり、新鮮さを感じている。

 まさに今、新境地を開拓中。「女優としての新たな土台が一つ強くできた」と成長を口にする表情は笑顔で満ちあふれていた。(山内 健司)

 ◇井桁 弘恵(いげた・ひろえ)1997年(平9)2月3日生まれ、福岡県出身の28歳。早大卒。12年に「ミス・ティーン・ジャパン」でサマンサタバサ賞を受賞。16年公開の映画「デスフォレスト 恐怖の森5」で女優デビュー。18年に「ゼクシィ」CMガール。日テレ「おしゃれクリップ」で司会を務める。

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