「ステージで泣くな、それは自己満だ」――Toi Toi Toi谷屋杏香が胸に刻む恩師の言葉と、何度でも立ち上がる力

[ 2025年10月19日 15:00 ]

【画像・写真2枚目】“耳でも目でも楽しめる物語”――谷屋杏香が語る、Toi Toi Toiが届けたい魔法の1曲
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 6人組アイドルグループ「Toi Toi Toi」の谷屋杏香が、スポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。これまでに2度のグループ活動休止、幾度となく味わったオーディションの不合格。それでも再び夢を追うためにステージへと戻ってきた。その背中を押したのは、高校時代に受け取った、恩師からの一言だった。(「推し面」取材班)

【谷屋杏香連載①】“耳でも目でも楽しめる物語”

 もう一度、夢の場所へ。まぶしい照明の下に戻ってきた今、感情が込み上げる瞬間は数えきれない。それでも谷屋は、心に誓っている。「ステージでは泣かない」と。

 原点は、ダンス専門の高校で過ごした3年間だ。仲間であり、ライバルでもある同級生たちと、昼夜を問わず鏡に向かい続けた。そんな中、ある重要なステージで感情が高ぶり、幕が開く前から目に涙があふれそうになった。

 谷屋の姿を目にした恩師から浴びせられたのは意外な叱責だった。

「ステージで泣くのは、お前の自己満だからな!!」「観客は、ここまで頑張って感動している“お前自身”を見に来てるんじゃない。お前のパフォーマンスを見に来てるんだ」

 その真意を理解するには時間が必要だった。今なら、はっきりとわかる。

 「改めて“ステージに立つ意味”を考えさせられた言葉でした。今でも、心の中で繰り返しています」

 さらに、こんな言葉も心に残っている。

 「“1人で見る夢は叶わないけど、みんなで見る夢は叶う”。この言葉があったから、人との関わり方も、夢への向き合い方も変わりました」

 かつて所属していた2つのグループは、いずれも活動休止に。数え切れないほどのオーディションも、結果に結びつかないことのほうが多かった。「正直、ずっとうまくいかなかった」と振り返る。それでも残ったものがあった。

 「何度も挫折したけど、その経験があったからこそ、自分を信じる力、自分自身を愛する力が育ったと思っています」

 再びアイドルを志すきっかけとなったのは、偶然出会った「Dark Idol」のオーディションだった。女性のセカンドキャリアを応援するというコンセプトに、深く心を動かされた。

 「私がここで活動することで、同じような立場の人たちに勇気を届けられると思ったんです。だから、この場所じゃなきゃ意味がなかった」

 Toi Toi Toiとして立つ日々のステージ。涙を見せるのは、ステージを降りてからでいい。谷屋の笑顔はそんな強さを秘めている。

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