「声が出ない…」絶望からの逆転――Toi Toi Toi前垣さら コロナ禍の挫折と喉の危機を乗り越えて

[ 2025年10月22日 15:00 ]

【画像・写真2枚目】「私のこと好きになっちゃえ!」──Toi Toi Toi前垣さらが放つ“魔法の言葉”と、観客を射抜く“真顔のギャップ”
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 6人組女性アイドルグループ「Toi Toi Toi」のメンバー、前垣さらが、スポニチ東京本社のソロインタビューに応じた。22日にリリースするデビューCD「Toi Toi Toi」を前に、コロナ禍での挫折から舞台女優を経て再びアイドルとして歩き出すまでの道のり、そして支えとなった強い意志について語ってくれた(「推し面」取材班)

【前垣さら 連載①】「私のこと好きになっちゃえ!」

 転機は、人生をかけたオーディション審査のわずか3日前。 喉に違和感を覚え、念のため病院を訪れた。ポリープが見つかった。声が出づらいまま本番に臨む現実を突きつけられた。

 「本当に絶望しました」。 けれど、すぐに気持ちを切り替えた。 「歌えないなら、ダンスで魅せよう」。ひとつひとつの動きに想いを込めて、伝える手段を声から身体へ。全身で表現を磨いた。

 支えになったのは、女手一つで育ててくれた母のひと言。

 「飾らなければ、なんとかなるよ」。その言葉が、沈みかけた心にそっと灯をともしてくれた。

 過去には、2つのグループでアイドル活動を経験。だが、コロナ禍により活動は思うように続かず、不完全燃焼のまま断念した。

 舞台女優として新たな道を模索した。その中で、アイドルと舞台を両立する役者たちに刺激を受け、「やっぱり、自分ももう一度」と再挑戦を決意。 「第二の人生を応援する」。そんなテーマに惹かれ、現在のグループのオーディションに応募した。

 「もともと歌は得意じゃなかった」と明かす。 それでも、活動を離れていた間もボイストレーニングを欠かさなかった。「いつかミュージカルにも挑戦したい」という夢が、努力の原動力になった。

 かつて、観客が一人もいないステージに立ったこともある。だからこそ、今、ファンの声援に包まれて立つステージの尊さを、何よりも強く感じている。

 ♪泣いてばかりだった『わたし』へ…――。CDデビュー曲「Toi Toi Toi」にある一節は、自分自身に向けた言葉のように感じるという。

 「応援してくれる人がいることが本当に嬉しくて、あの歌詞を歌うたびにグッときてしまいます」。そう話す表情には、確かな自信と喜びがあふれていた。

 何度転んでも、そのたびに立ち上がってきた。 前垣さらの歌声には、挫折と再生を繰り返してきたからこその強さがある。

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