西山白玲 4勝2敗で4期目 女性初の棋士へ王手 賞金5000万円も獲得

[ 2025年10月18日 19:29 ]

西山朋佳白玲
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 将棋の西山朋佳白玲(30)=女流王将との2冠=が18日、金沢市で第5期白玲戦7番勝負第6局に臨み、挑戦者の福間香奈女流6冠(33)に110手で勝利した。西山は3連覇で通算4期目。通算5期が条件の永世称号「クイーン白玲」へ王手をかけた。また、白玲戦は今期から賞金が1500万円から4000万円へ増額。さらに1000万円の特別賞と合わせて計5000万円を獲得した。

 日本将棋連盟は6月、白玲5期を条件に棋士への昇格を決定した。これまで女性の棋士は生まれてない。タイトルホルダーとして早くも出場権を手中にした来期7番勝負で勝利すれば、棋士の四段になる資格を得る。終局直後の取材では、「番勝負を毎局乗り切るので精一杯。シリーズが終わったということでホッとしています」と語るに止めた。

 将棋は振り飛車党の両者らしく、先手・福間が向かい飛車、西山は三間飛車の相振り飛車へ進んだ。角、飛車の大駒を先に捨てて先手陣へ斬り込んだ西山に対し、福間も飛車捨てから切り崩しにかかる。「最後まで頓死の筋がちらついた」。西山が勝利への道筋を描けたのは102手目、福間王の頭へ歩を打って寄せの網を絞ってからという。

 福間は史上初、7冠目の獲得を逃した。「今期は自分なりに一局一局指せていた。改めて課題も見つかった。その辺りを勉強していきたい」。前期7番勝負は出産のため、2勝2敗からの不戦敗2局で敗退した。

 金沢市は19年9月、史上初の女流6冠を達成した思い出の地。また出直しとなるが、福間も今月、棋士相手の公式戦成績を10勝5敗とし、棋士編入試験の受験資格「公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士」を満たした。

 福間は22年、同試験を受験したが3連敗で失敗。その後、結婚、出産を経て今年2月に復帰し、2度目の資格獲得となった。西山と福間。女流タイトルを巡る争い同様、女性棋士第1号の行方も注目を集めそうだ。

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