「メンバーの人生も背負っている」SOMOSOMOツクヨミ ケイコ、孤独を越えてつかんだ「意地」という名の覚悟

[ 2025年10月9日 15:00 ]

【画像・写真2枚目】ファンに「声が分からなかった」と言われて――SOMOSOMOツクヨミ ケイコがつかんだ〝可愛い声〟という新境地(撮影・トマラナイ チヒロ)
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 7人組アイドルグループ「SOMOSOMO」のツクヨミ ケイコが、スポニチ東京本社での単独インタビューに応じた。ステージ上での激情的なパフォーマンスとは裏腹に、言葉はどこまでも冷静で、強い覚悟に満ちていた。その強さの裏には、かつて抱えた深い孤独と、それを乗り越えさせた“おまじない”の存在があった。(「推し面」取材班)

【ツクヨミ ケイコ連載①】ファンに「声が分からなかった」と言われて

 「周りは就活とか進学とかをしている中で、自分だけ違う世界にいるみたいで」

 デビュー当時、ケイコは言いようのない焦燥感に襲われていた。SNSの写真がきっかけで、まるで流されるようにアイドルの世界へ。ロックバンドを夢見ていた少女にとって、その場所はどこか居心地が悪く、社会から「置いていかれている感」があった。そんな心を支えたのが、自分自身に言い聞かせる言葉だった。

 「大丈夫、私には音楽がある」「大丈夫、私にはSOMOSOMOがある」

 無意識にそれが信念として、ずっと中心にあった。誰に言うでもないその“おまじない”が、暗闇の中で進むべき道を照らす唯一の光だった。

 SOMOSOMOの道程は試練の連続だった。2022年9月に活動を休止。この間に事務所が独立し、3カ月後にマイナスから再出発した。他のグループの盛況を横目に「これ、意味あるかな」と心が折れかけた日も数知れない。それでもツクヨミが立ち上がれた理由、それは一つの感情だった。

 「ただただ意地ですね」。その短い言葉に、生き様が凝縮されている。

 そして、その“意地”を燃え上がらせる燃料が、メンバーの存在だ。「自分はメンバーの人生も背負っていると思っているので」。仲間と共にステージに立つことを選んだ。だからこそ、簡単に諦めるわけにはいかない。「この人たちと一緒にいたい。そのためには売れなきゃいけない」。その思いが、個人の夢を超えた、グループとしての覚悟へと昇華されたのだ。最近では、応援してくれるファンの存在も、その覚悟をより強固なものにしている。

 「一緒に上を目指していく、でっかい人生ゲームみたいな感じ」

 ケイコはファンとの関係をそう表現する。偶然から始まった物語は、今や自身の“意地”と仲間への“責任感”が紡ぐ、必然のストーリーになった。そのペンを握るのは、他の誰でもない彼女自身だ。

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