平日午後の情報番組「三つ巴の戦い」は早くも明暗 フジ「とれたてっ!」苦しい船出

[ 2025年10月6日 07:00 ]

「三つ巴の戦い」が始まった平日午後の情報番組。(左から)日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」の宮根誠司氏、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」の石井亮次氏、フジテレビ系「旬感LIVE とれたてっ!」の青木源太氏
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 フリーの青木源太アナウンサーが司会を務めるカンテレ制作の情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」が、9月29日からフジテレビ系で全国放送(一部地域を除く)を開始した。TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」と日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」が争ってきた平日午後に、新たな戦いの火ぶたが切って落とされた。ただ、2強の壁は厚く、新番組は厳しい船出を強いられている。

 全国放送初日となった29日の世帯平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は「ゴゴスマ」が4.8%、「ミヤネ屋」が4.4%と安定した数字を記録したのに対し「とれたてっ!」は1.1%と大きく水をあけられた。さらに10月2日には「ゴゴスマ」が5.1%と数字を伸ばす一方「とれたてっ!」は1%を割り込み0.9%を記録。「ミヤネ屋」は3.9%だった。

 「とれたてっ!」は「ハイヒール」のリンゴや「ブラックマヨネーズ」の吉田敬といった吉本芸人をレギュラーに据えるなど、大阪色が特徴。ただ、あるテレビ局関係者は「正直『ミヤネ屋』や『ゴゴスマ』と比べて番組内容に特色がなく、視聴者がチャンネルを合わせる強い動機に欠ける」と手厳しい。番組内でも危機感は共有されているようで、2日の放送では出演者の古市憲寿氏が「(関東の)視聴率はほぼ0%なんでしょ?」と発言し、スタジオが一時騒然となる一幕もあった。

 もっとも、現在好調の「ゴゴスマ」も、かつては同じ苦汁をなめている。15年に関東での放送が始まった当初は視聴率が低迷。MCの石井亮次アナは、父の葬式にも参列せず司会を務めた日の視聴率が、歴代最低の0.9%だったことを明かしている。この数字の並びに、石井アナは当時「何が霊柩車やねん!」と嘆いたという。

 その「ゴゴスマ」は徐々に支持を拡大し、今年度上半期には関東・名古屋・関西の3地区すべてで同時間帯首位を獲得する「三冠」を達成するまでに成長した。「とれたてっ!」もまた、この0.9%という数字をバネに午後の情報番組戦線で存在感を示すことができるか。今後の巻き返しが注目される。

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