サマソニで直面した“巨大な壁”──SOMOSOMOコモレビ ヒヨリはなぜ「横浜アリーナ」という夢を語り続けるのか

[ 2025年10月6日 17:00 ]

【画像・写真3枚目】ふざけてる?いや、これは魂の叫びだ――SOMOSOMOコモレビ ヒヨリ 「米より愛して!」に込めたアイドルの渇望と挑戦(撮影・ゴゴノ コトコ)
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 7人組アイドルグループ「SOMOSOMO」の頭脳として多くの楽曲で作詞も手がけるコモレビ ヒヨリが、スポニチ東京本社でのソロインタビューに応じた。巨大な目標「横浜アリーナ」を前に胸の内に迫った。(「推し面」取材班)

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 この夏、SOMOSOMOは日本最大級の音楽フェス「SUMMER SONIC」(サマソニ)のステージに立った。誰もが憧れる大舞台。しかし、そこで見たのは、祝祭の熱狂だけではなかった。フードエリアに隣接したClub Que Sera Sera ステージの前に広がる光景は、ご飯を食べ、休憩する人々。自分たちを知らない、興味のない「無関心」という名の巨大な壁だった。

 「なんだ?」。足を止めてもらうことの難しさ。心を掴むことの険しさ。だからこそ、自分たちの武器が単なる歌やダンスの巧さではないと再認識する。

 「『ここから売れていきたいんだ』という思いをまっすぐ伝えること」。それが、何もない場所から興味をこじ開けるための、7人の唯一にして最強の“勝負勘”なのだ。

 視線の先には、グループが掲げる「横浜アリーナに立つ」という巨大な目標がある。きっかけは、イベント「@JAM EXPO」で見た横浜アリーナのステージ。プロデューサーの言葉に背中を押されたものの、当初、その目標を口に出すことは恐怖でしかなかった。「『無謀だ』って思われるんじゃないかって」。大きすぎる夢は、時に心を蝕む。

 だが、覚悟を決めたのはファンの声だった。「目標を発表した時に、ファンの方が『一緒に頑張ろう』とすごく盛り上がってくれて」。その言葉が恐怖を勇気に変えた。信じてくれる人がいるのなら、自分たちが揺らいではいけない。「ファンの方がついてきてくれるなら、私たちがもっと自信を持たなきゃいけない」。その日から、何かが確かに変わった。

 「常に『こんなんじゃ横浜アリーナを目指すなんて言えないな』って思うようになりました」。弱音を吐きそうになる夜も、「そんなこと言ってる場合じゃない」と唇を噛む。9月11日から始まった初のバンドセットツアーも、その覚悟を試す戦場となる。過去、楽器の音圧に歌声が負けた後悔を胸に「今回は『しっかり歌えた』って達成感を得たい」

 グループとしての夢だけではない。「もっと歌いたい。作詞もやりたい。いつかソロ曲を歌ったり、自分一人でできることを増やして、グループに貢献できる武器を見つけたいんです」。7人で見る夢だからこそ、一人一人が強くならなければならない。

 「やるしかないんだ」。その言葉を胸に、ヒヨリはいつもようにマイクを握る。まだ見ぬ景色を、信じてくれるファンと共に掴むために。

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